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貂山古道 [台灣趴趴走(北台湾)]

雪山に登ったのは1年ちょっと前
あの時初めてチャレンジ?した人の中には 
その後 山登りの魅力に目覚めてしまった人もいて
週末ごとに近郊の山へハイキングしてるとかいないとか
そして先日のハイキングは こりゃー台湾ならではの経験かも・・・
と思ったのでご紹介いたします


その日は小雨続きの週で 少し肌寒くもありました
前日も雨で おそらく中止の連絡が来るだろうと思いきや
そんなに大雨じゃないし やっぱり行くからねーという電話


目的地は 牡丹駅から少し入ったところにある貂山古道
台北は曇り空でしたが 駅に着いた時は霧雨で傘をさして出発

DSC04080.JPG
牡丹駅台北から1時間 猫で有名な侯硐の次の駅でした

そのコースは九份とか金瓜石とかの裏側に当たるのかな
日本統治時代には金鉱発掘のため 日本人も入ってきたそうで
それにまつわる伝説のある無縁之墓なんてのがあったりします
天気がいい日は渓流と青い山と遠くの景色が見えて 
それはそれはとてもきれいなんだって
でも私が見たのは 空は明るいものの降り止まぬ雨と濃い霧・・・

DSC04092.JPG
もし一人だったら泣く ( 初めての道だし )

この古道は3.2kmととても短く 
終点からさらに地質公園 ( 雨で何も見えない ) を過ぎると
黄金神社へと続く急な下り道なのですが 
霧のため その階段はまるで断崖のよう ( 恐怖 )
坂道では雨水がごうごうと流れ 道がなくなって
ちょっとした濁流になってるし・・・
私の登山靴の防水もその前では意味なく 川辺のアウトドア気分

DSC04096.JPG
黄金神社へ続く階段には灯篭が 下から上がるのが普通

わー こんな天気でも山って登るんだなあ! ( 誤解? )
傘を差しても風に舞う雨では意味がなく みな全身濡れ鼠
ちなみに中国語では 「 落湯雞 」 ( スープに落ちた鶏 )
勉強になりました


背負っていたリュックも当然びしょぬれ
最初暑くて脱いだ服も 後から出してみるともう濡れていて
帰りは乾いた服もなく
濡れた服の上から風に吹かれ そりゃもう・・・

DSC04094.JPG
黄金神社は石柱が残ってて この日は「荒涼」を通り超え幻想的・・・


この日の朝 電車の中では登山グループをたくさん見かけました
みんなあの雨の中 山登りを楽しんでたんだろうか・・・
ツワモノ!!
いや きっといろいろ準備万端なんですよね 
中の服が濡れないように とかさ
こんなに雨が降るとは思わんやったけど 山の天気は侮れんよね
幸い私は風邪を引かなかったのですが
さすがに頭痛がひどく 帰宅後12時間寝てしまいましたとさ


雨の山道で滑り落ちて ( 怖 ) かすり傷を負いましたが
でも楽しかったです
強がりではなく! はは

コメント(2) 

コメント 2

masa_ni

お久し振りです。
一時帰国されている様ですね。
私も旧正月を挟んで一時帰国しておりました。
それにしても、やはり鉱山跡の禿げ山なんで雨が降るとすごいですね。
私が金瓜石に行った時も雨で、
川に流れ込む水の勢いが激しかったのを覚えてます。

ご自愛ください。
by masa_ni (2012-01-28 12:49) 

のんたん

masa_ni 様
新年快楽。日本は寒かったですね。
今日は福岡も雪が積もった模様ですが、台湾も寒いのはナゼ?
家に戻ったら、部屋の中の物にでカビが生えてた。嫌だなあ~
シンガポールは暖かいですか?湿気てませんか?
湿気はあきらめるので、せめて晴天の下お出かけしたいです。

今年もよい年になりますように!

by のんたん (2012-02-02 18:04) 

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