嘉義【阿里山】

ふもとの町・嘉義から祝山を主峰とする阿里山まで　その標高差約１９００ｍを
３時間半かけてのんびり電車で上ったり　山道を車で走って　２時間くらいで上ったりできる
標高が上がるにつれて　熱帯　亜熱帯　温帯と植物の種類が変わってくるので
檳榔にバナナにパイナップルから　次第に竹林　山頂では杉やヒノキが見られる
気温の変化も景色の変化も　電車の中から　楽しみながら上る

『阿里山五奇』というと　その登山鉄道と　森林　雲海　日の出　晩霞の美しさを言い
そんな名山でありながら　気軽に登れるところがいいなぁ　と思う
季節によっても　景色が違うし　それぞれに美しいそうだ
霧が深くて日の出が見れなくても　それはそれで幽玄の趣があり
ぜひ　両親にこの景色を見てもらいたいなあと　勝手に思ってた^^；　　　
　
『出るぞ　出るぞー！』期待が高まる　　　　　　　　辺り一面の人から　溜息と歓声が出る瞬間

日の出を見るには　主に二つの方法があり　祝山へ登るか　玉山方面から見るかだ
祝山へ登るなら　阿里山から早朝電車が有るし　玉山方面へ行くならツアーに参加する
玉山方面へ行けば　祝山よりも高いので　必ず日の出が拝めるという話だ
三勝一敗の私は　迷わず玉山ツアーへ参加！（車から降りて　すぐ日の出が見れる）
玉山主峰の後ろの雲が　金色に輝き始めると　辺りの皆がそわそわし始める
太陽がすっかり山際から顔を出すと　それまで震えてたのがウソのように　暖かくなる
太陽って偉大だ！！　

国家公園に属する阿里山は　その森林遊楽区でも有名で　数々の神木（つまり巨木^^；？）
さまざまな動植物も見どころらしい　今回は吉野桜の季節に行くことができた
平日にもかかわらず　観光客　カメラ愛好家？でいっぱい（土日は・・・惨！）
桜もちょうど八分咲きと美しく　青空と白い雲の下　きれいに咲き誇っていました
　
桜の季節と土日だけ　　　　　　　　　　三脚とものごっついカメラを構えたお兄様方の中に
阿里山－沼平間を走る　帥！　　　　　　かわいいデジカメ持って入るのは　少々恥＾＾；

帰りは早く帰ろうと思って　バスに乗ったのだけれど　山道を荒い運転で降りるのは
お年を召した方には　ちときつかったようで　すっかりバテてしまった様子・・・
しかし　鉄道　晩霞　日の出　雲海　森林 ＋桜 ＋台湾サル！
セットで　もれなく見ることができて　私は一人で満足した旅でありました　ごめん！
　人コワいけど　パンほしい