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旗津めぐり [台灣趴趴走(南台湾)]

灼熱の太陽のもと 旗津めぐり


旗津の渡船場を下りて
まっすぐ伸びてる大通りへ行かず とにかく右へ右へ
すると小高い山に通じるので 上ってくと灯台に着きます

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ここまでは手袋してたんだけど 全身肉まん気分で外してしまった


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向こうに見えるは 中山大学と西湖湾海水浴場


ぐるっと高雄の海が見渡せ 遠く広がる海原に
大きな船がぽつんぽつんと浮いてるのが見えたりして
とても気持ちのいい景色なのだが 暑すぎるので早々に退散


灯台から旗津の先のほうまで出ると 旗後砲台に出れる
確か清の時代の二級古跡とか そんなんだったような気がする
途中 ガジュマルの木が茂っていて とにかく日陰はうれしい

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木漏れ日は涼しそうに見えるけど やっぱり陽が痛い


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もう完全にいろいろあきらめてる 日傘を忘れたのは辛すぎた


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旗津の海浜公園 この暑さでは海に入りたくもなるはず・・・


日陰も何もない砲台を下りてくと 旗津トンネルとの文字が
高雄の友達も初めて聞いた、というので入ってみました


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けっこう長いトンネルでした 

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日陰と海から吹き込む風が気持ちよく 
のんびり避暑してる人たちが多かったので 私らも一休みをして
海の側に出て写真を撮って またトンネルに避難しました


それから海鮮料理店の並ぶ大通りを抜け 渡船場へ
こんな暑い日に付き合ってくれた友達に感謝
次はあんまり暑くないときに行きますね ( 汗 )

 
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やっぱり好き! [台灣趴趴走(南台湾)]

朋友来台
ずっとワタシ絶賛の高雄を見てほしくて誘ってたのがやっと実現
ただし 真夏、しかも白昼に町を歩くのはキケン
BB 「 クリーム 」 が 「 ローション 」 状になってたわん ♪ 
塗りやすいのなんの・・・って


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日傘を荷物に置き忘れ 顔だけは死守するも手袋はギブの私@高雄・旗津


いつも短い滞在しかできないけど
高雄の友達にに会うとホッとする
台北暮らしがどんどん長くなっている今でも
高雄は心の太陽さ!!


で 今 台風が来とるわけですが
今晩は 「 学校も会社も休みやでー 」 とお知らせが出てましたので
台湾の雨の日定番ファッションのゴムのビーサンで初出勤 
帰りは雨で道が濡れてるので ゴムの底は滑ります
→ キケン
傘は強風でチューリップになり 骨がボッキリ折れました
→ キケンだしカナシイ
いやー 明日も休みでよかったな!


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珍道中 [台灣趴趴走(南台湾)]

台南へ行ってきました
旅程は悲喜こもごも・・・というのか まさに 『 珍道中 』 というのがピッタリ
疲れたけど ( 精神的にか? ) ネタには事欠かくことなく
いろんな意味で 収穫の多い旅となりました ( 笑 )

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八田與一ってご存知ですか?
私は台湾に来て初めて 台湾人に教えてもらいました
その時は日本人なのに 彼を知らないなんてダメだって言われました
当時の宿舎などが整備され 八田與一記念館がオープンしたと聞いていたので
ずっと行ってみたいなあと思ってて やっと行く機会に恵まれたのです

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八田路の道路標識 読み方も日本語読みで 「 Hatta 」でした


台湾には道教の廟がたくさん至る所にありますが
その中でも 日本人が神様として祭られている廟が二つだけあります
一人は警察官 もう一人は海軍の飛行士 

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杉浦軍曹の飛虎将軍廟 日本と台湾の国旗が掲げられてました

どちらも植民地時代の方です
軍曹のゼロ戦は米軍機の弾を受け 民家の密集する部落に急降下する中
パラシュートで脱出すれば 命は助かったものを
機首を上げて上昇すると 民家のない地域にに向かって行ったのだそうです
その飛行機は空中爆発し 結局杉浦軍曹は助かりませんでした


その後 地元の有志の方たちが感謝の念を表すために 廟を建て 
神様としてその方を祀り 今でもタバコを点火し 君が代と軍歌を流しています

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警官の方も地元住民を搾取する上官に物申し 免職になったのですが
地元の人の生活を守ってくれた ということで感謝され 祀られているのだそうです


台湾では 植民地時代の建物が破壊されずに残され 
しかも今でも重要な建物として 使われている所が多いです
日本人の知らない日本が 
目に見えるものも見えないものも たくさん残っています
戦争や植民地経営 それは絶対に認めてはいけないことと思います
ただ日本の技師だから 先生だから 警官だから 軍人だから ではなく
立場を笠に着ず 人として人に接してきた方が当時もいたのだと思わされました


袖触れ合うも他生の縁って言いますが 
今回 道中お会いした方々は いろんな意味で忘れ難い方ばかり・・・
その中の方が かなりのご高齢なのに大腸ガンの手術をなさったと知り
早く元気になってほしいと 祈る毎日です


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好きなわけ【柴山・大碗公珈琲】 [台灣趴趴走(南台湾)]

私が高雄を大好きなのは 
昔住んでたとか 友達がいるとか 
もうそういうのでは説明ができんほど好きなんですが
海がすぐそばにあることも 大きな理由の一つって気がします


高雄には柴山 ( 寿山 ) という山があり その山を越えるとすぐ海
西子湾という海水浴場になってる砂浜もあるけど すぐに崖がそそり立つ地形で
そんなところに中山大学があります
大学の施設の多くは そんな不便な山肌に建っているので
バイクや車がないと とてもじゃないけど歩いて目的地まで行けない・・・


でも私はこの文学院ビルにある語言中心 ( 語学センター ) に行くのが好きでした
川端康成の雪国じゃないですけど トンネルを越えるとそこは海なのです
学内でいちばん高い所にある文学院ビルの 一番上から見る海の景色と言ったら・・・


この大学の敷地を越えても まだ道は続いていて 人も住んでいます ( そして猿も・・・ )
その先には目の前がそのまま台湾海峡っていうカフェがたくさんあるのです


この間連れてってもらったのも そんなカフェの一つ

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ばりばり “ オープン ” カフェです

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目の前はこんな感じの海が広がってて 会話がなくともいいんどすえ


エルサルバドル人のご主人ならではの 南米のサイドディッシュもいいですが
名物は店の名前でもある 「 大碗公 」 で飲むコーヒー ( さすがにエルサルバドルの豆 )

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私も顔大きいですけど 比べてみても余裕ででかい 「 大碗公 」


海を見ながらのんびり話すのもよし 
こんな大きなカフェラテをみんなで分けて飲むのもよし
( ご主人がたてたカフェラテの方が 泡が “ 綿密 ” で おいしんだとか )
この日は昼間だったけど 夕陽を見ながらとか 夜風に吹かれながら・・・
とかもいいんだろうなあ ( 夜11時までやってる )


久しぶりに会った友達のいろんな話しを聞きながら
泣いたり笑ったり ばりばり濃い午後をゆっくりとした気分で過ごせました 


もっとその先の 「 大自然 」

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ちょっとした冒険気分が味わえます

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大自然っていう地鶏料理屋が昔あって 
今はお店はないんだけど 店名が残っててそのまま略称?になってる場所
もうとにかくなんだか気持がいいんだなああああ 高雄って・・・




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左営走一走【左營眷村迷路】 [台灣趴趴走(南台湾)]

高雄市の北部に当たる左営
海が近く 海軍基地もあって 今でも立ち入り禁止地区もあるところ
台湾新幹線の高雄駅ができて 商業地として発展しつつある所でもあります


国民党が共産党に敗れ 中国大陸から台湾へ渡ってきた時
いっしょにやってきた軍人さんたちは 各地で一塊りになって住居を構えました
それが 「 眷村 」 で 一目でそれと分かる町並みとなっています
時代とともに老朽化も進み 徐々に壊されつつある眷村
近くに新しい高層マンションが建てられ そちらに優遇的に住めるのだとか


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ここ自助新村も今年6月に取り壊し予定の眷村
もともと年を取った「老兵」達も すでに出て行った人たちも多くて
静かでのんびりした町だったそうですが
目の前の高校の室内デザイン科の学生たちが
「 ここに私たちの絵を描かせてほしい 」 とお願いしたところ
「 すぐに取り壊すものだし 少しは賑やかになって喜ばれるなら 」 と快諾され
こんなふうに絵を書きだし始め 今では一つの観光スポットになりました

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「 やってみて失敗しても私は後悔しない やってみないなんて一生落ち着かない 」 いいなあ 若者よ!


最初 学生たちは村のある一部だけに絵を描いたのだそうです
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「 Dream on / 追逐 」 全体が一つの作品であるよう

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まだ生活してる人たちも当然いて 市場なんかもあったりするのです
休みの日には 観光客相手の駄菓子屋さんなんかも出て 
売り子の妹妹はかわいい顔して なかなか商売上手でした~!

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そのうち そこに住んでるおばさんたちが 私たちも描こうじゃないのってな感じで
描き始めた所もあって そこはまた学生たちのポップな絵とは違うのです

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左の絵は中国四千年の歴史の ヒミツの訓練法です

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なんつーのか 独特の雰囲気があって それもまた楽し ( 笑 )


眷村には大陸から渡ってきた 眷村ならではの料理がたくさんあります
おいしい牛肉麺とか 小麦粉を使った料理とか 焼餅とか 酸菜白肉鍋とか・・・・
というわけで 私たちも遅めの朝食に左営大路の小籠包を!!


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1つたったの7元 ( 約20円 )

普通の朝ご飯屋の 皮が妙に分厚い 肉まん的な小籠包と違って
その場で皮を伸ばして作る 皮が薄くて肉汁たっぷりのおいしい小籠包でした♪♪ 



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私の好きな高雄の景色 [台灣趴趴走(南台湾)]

4月の初め 清明節の連休がありました
今年は人によっては 4~5日というかなり大きめの連休となり
ずっと行きたくて行けなかった高雄に 久しぶりに遊びに行きました


台北では雨続きで じっとり肌寒い天気だったけど
高雄に着いたら 太陽が出てて 半袖でいいくらいの好天気!

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真愛碼頭

その昔は日本統治時代から 日本向けに豊かな物資を運びだしていた高雄港
今はその貨物量はかなり落ちたとはいえ まだまだ大きい港で
当時の埠頭は整備されて サイクリングや散歩コースに変わり 憩いの場になってる



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昔は港へ貨物を運ぶ列車が通っていた線路      木綿花は高雄市の花


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愛河の上で結婚写真


今でも遊びに行けばそうだけど 高雄にいる時はよく散歩に出かけた
私の知っている高雄の景色
高雄はどんどん整備されてきれいになってるけど 
私にとっては根本のところは何も変わってなくて あの頃のままだ



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高雄文化中心

夜でも いや涼しくなった夜の方が? 人が多く集まってくる
散歩したり 思い思いに運動したり ダンスしたり おしゃべりしたり
こんな風にふと外に出て ゆっくりできるところがたくさんある



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高雄捷運


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85樓大樓と新光碼頭

産地から運ばれた木材やバナナなどが ゴトゴト列車で埠頭まで運ばれました
今はここもサイクリングや散歩のコースで 野外ライブの会場になったりする



天気がよくて 空が高くて 人が優しくて 暖かくて
街も 道路も 心も広い
行ったことのない人には 高雄のよさは分からないのかも
「 都会育ちだし 台北ならまだしも 田舎で絶対に生活できない 」
「 忙しくないと飽き飽きしてダメ 生きてるって気がしない 」
それは高雄を知らないから
高雄、田舎じゃないし 知らないでそんなこと言うなんて残念すぎる
まず行ってみてんて~!



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お世話になってるL家のマオミー

Lパパが少し痩せたかなあと思いました
LもLママも相変わらずで またたくさん食べさせてもらいました ハハ
本当におなかいっぱいで苦しいくらい
マオミーはもう10歳なんだって!!
私がいたころは まだ3歳とか4歳の誕生日をしてたのに・・・
体格は相変わらずだけど 攻撃力は控えめになったかな??


人を案内したら 「 高雄っていいとこでしょう?」 と言いたくなる
高雄に帰れたらなあって ぼーっと思った連休でした






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塩山と最近のタケシ氏 [台灣趴趴走(南台湾)]

台南に遊びに行ってきました
1年ぶりくらいかいな
台北はじっとり寒かったけど 新幹線降りたらふわっと暖かかった
うーん これが南部の風よねえ・・・と 自慢げに微笑んでみました
台南は高雄にいたころ何度も行ってるし 付き合ってくれたのも地元の人なので 
今回は観光地らしいところにはあまり行ってないんだけど
一つだけすごく行きたいところがあって そこには連れてってもらったとです


七股の鹽山!!

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もう1回行く?と言われたら 「 んー、もう見たからいい 」 と答えてしまいます
今まで誰も連れてってくれんやったのが 今回実感として分かりました
でもまあ・・・ 1回も行かんのももったいないかな
わざわざここのためだけに足を延ばすのは 「 ?? 」 ですが


台塩公司の塩田で 今はもう生産されておらず
写真だと 夕陽に鈍く輝く様子や 青空の下のまるで雪原のような塩田がよい感じ
高雄にいる時 すごーく行ってみたかったとよねえ・・・

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自分で撮ると ( 実際に見ると ) こんな感じ~

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ちょっとばかし汚れちまった 雪解け間近な山って感じでしたかねー
でも子供には塩の結晶 ( 私が持ってるやつ ) の滑り台がたまらなく楽しいようでした


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アヒルの塩卵の黄身+まるごとアーモンド入りの塩アイスを賞味 意外と美味しいのね


真っ白な塩田といえば 最近の金城武のCM

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いや タケシのCMじゃなくて どっかの野菜ジュースのCMなんですけど
オーストラリアのめーーーーっちゃでかい塩田で撮影されたそうです




台湾に来たらもっとタケシが見れるんかと思っとったけど そうでもなかったな
ゲーム好き ゲームおたく ( だから家にこもって外に出てこない はは )
若干肉付きがよくなった ( CM撮影の縦横比率がおかしい?? )
いつまでも若い ( うそー!37歳?? ) 
マクドでバイトしてたデビュー前のタケシを見に行った ( すでに地元で有名だったらしい )
10年前に東區のレストランで写真撮ってもらった ( 一般人にも優しかったとな )
ちょっと私の周りでは タケシ談議に花が咲いております

楽しい[黒ハート]



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水着で温泉【台東・知本温泉】 [台灣趴趴走(南台湾)]

2月の末に 高鐵 ( 台湾新幹線?) に乗って高雄まで行き
そこから台湾南端ををぐるっと回って 台東の知本まで行ってきました


前日は曇り空で ちょっと寒々しく心配したのですが
その日はピーカンの晴天というわけでもなく 風が吹いて暑くもなく
太陽が厚い雲から時折顔を出し 青空が広がって 心地よい天気
さすが南部の天気よねって 若干ひいき目な気持ちで ほほ笑む私
( 東側だけど おおまかに北か南かっていえば 南部だもん ) 
屏東を過ぎて 南端をぐるっと北上してしばらくすると
トンネルが続き 合間合間に 海岸線がずっと続いて海が見えます

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鉛色というのか 銀色というのか 不思議な海の色でした

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でも雲が切れると きれいで鮮やかな青い海なのです


知本の温泉街から 車で10分ほど奥へ行くと
国家森林遊楽区があって 自然の中の散歩道が整備されてます

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ちょうどツツジが満開で 園内はツツジが咲き乱れていました 好美!!


まずはここで汗をかき 森林浴をしてから 温泉で汗を流す計画
いくつかコースがあるのだけど のんびりコースの真ん中を突っ切るように  
『 好漢坡 』 という かなり急な坂道の901段の階段がありました

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半分くらい上ると 知本渓沿いの温泉街や遠くに海が見えます

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その階段に沿って ずーーーーっとツツジが植えられてるんですよ


私たちが行った温泉は すごぉぉくローカルな温泉で
台湾の典型的な温泉プールはもちろん サウナ 打たせ湯風 
ジャグジー各種や 日本風の檜風呂や 薬草風呂 温泉卵コーナー等 
いろいろ楽しめて 清潔だし ( コレ重要! ) 安いしよかったです
もちろんここにも庶民派から高級リゾートホテルまで いろいろあります

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IMGP7493.JPG 硫黄の温泉でした


台湾の温泉で水着着用ってのは プールと思えばいいんだけど 
その際 水泳帽も絶対着用なのです
衛生上の理由って書いてあるんですけど
それならタオルは浴槽に入れちゃっていいのか? と思うのです
日本だと タオルはつけちゃダメですよね??
私 頭が人様より大きいので 帽子かぶりっぱなしって辛いんですよ


でもまあ水着だから 男も女も老いも若きも 一緒に温泉に浸かって語らい
時折真剣に温泉プールで泳いで 疲れたら水?に浮かんで空を見つめ
茹だったと思ったら テラスに出て山の緑と知本渓のせせらぎで涼み
また温泉に浸かる・・・ ってのも極楽でございます
そんなことを3時間くらいしてたら 体の垢も心の垢も全部取れたようです
( いや 汚い話ですが ほんとにゴソッと垢が落ちたの きゃ~・・・ )
今の私は心も体もツルツルのピカピカだわ・・・ってうっとりしながら
帰りの電車では 前後不覚に爆睡していました・・・ 
ああ~ 温泉万歳 ビバのんのん!
 
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台湾最南端の砂糖工場【南州觀光糖廠】 [台灣趴趴走(南台湾)]

その昔 日本が台湾を植民地としていたころには
台湾の色々な農作物などが 日本へ輸出されていたそうです
台湾のバナナ サトウキビ ( 砂糖 ) なんかもそうです
そこには必ず鉄道が敷かれ 港へとどんどん出荷されていました
もちろん今ではその為の生産はストップし 鉄道跡や工場跡だけが残り 
昔は栄えてたであろう町も 昔ながらの建築を残したまま寂れてたり
またはそれを生かして 「 老街 」 が目玉の観光地として残ってたりします


今では 『 台糖 』 も砂糖だけではやってけず 
ガソリンスタンドとか 食肉関係とか 多角経営をしてるそうですが
南部には放置されたままのサトウキビ畑が どかーんと広大に広がってました
台湾の砂糖工場の跡地は 観光地化されて開放されてるところが多く
私もいくつかの工場跡に 遊びに行ったことがあります


高雄にいた頃 
四重渓へ温泉に行こうと誘われ出発したものの 結局温泉には入らず
友達のクラスメートの牧場で 馬に乗ってBBQ!ということがありました

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勇ましい私 一人で乗ったぞ! へっぴり腰とは言わないで 
そしてBBQでは 必ずのように食パンを焼く・・・なぜ?


四重渓は南部のひなびた温泉街だけど 昭和天皇も来られた由緒ある温泉地
私はあまりその日のスケジュールも知らずに バスに乗って
うーん 今日は有名温泉地で温泉に入らず BBQをしたわけね と思ってたら
もう一つのメインイベントだと 下ろされたのが南州観光糖廠

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ここでは 昔はサトウキビなんかをドサッとのせて 
動いてたような列車に乗って ゴトンゴトンって園内を一周でき 
途中工場跡地で降りて 中を見学できるような仕組みになってた

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工場内は熱くて騒音もひどかったそうで 事故も多かったのじゃないかな
安全に注意 奥さんと子供の待つ 暖かい家庭へ無事に帰ろう
みたいな けっこう具体的な?張り紙や警告ってのが 今でも残されてた

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植民地化の砂糖産業は 台湾最大の工業に発展したので 
各地の工場が 第二次世界大戦中 敵の爆撃の標的ととなり
何度も米軍機に 機銃掃射など浴びせられたのだそう

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弾痕の跡が生々しいっす レンガがえぐれてました


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私たちは夕暮れ時に行ったからか 
夕陽の柔らかいオレンジ色に染まるバナナ畑や工場を
ゆーっくりのんびり ガタゴト走る列車に乗って回っていると
なんだか寂れた雰囲気が和らいで 昔話の絵本の中に入ったような気分だった

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寂れてるというか 本当に錆びてる 工場内立入はある意味危険!?


最後は砂糖工場定番の台糖のアイス売り場で アイスを食べたのでした

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幟のアイスは 塩アイス 食べたことありません おいしいのかな

DSCF3766.JPG 普通のがおいしいさっ

(2006.1.14)


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南の島の小さな沖縄【小琉球】 [台灣趴趴走(南台湾)]

私は根がぐうたら人間だからか 消極的だからか 出不精だからか
『 この日は予定があって出かける日 』 っていうのを 
前からきちんと 事前にしっかりと 押さえておきたいタイプ・・・
ということに 台湾に来てから なんとなく気がついた
っていうのも 突然 「○○に行こうよ 」 って お呼びがかかることが多い
そんなとき ちょっとした心の抵抗感を感じてしまうのです


夜に翌日の約束ならいい方 
ん? でも 『 明日行こう 』 って声かかることは少なそうだな
それなら 『 今マンションの下にいるんだけど 』 って電話がありそうだな
いやいや 特に何をしてたわけでなし 暇なんですけど びっくりします
心の準備とか 気合いを高める?ことも 私には必要とです
( 眉毛も落ち着いて きれいに書きたいとです )


高雄にいる時は 今よりずーっとそれが多くって
2週間目でその洗礼を受けた時 ちょっぴりカルチャーショックを受けつつ
それでも いそいそ準備をして出かけました 
可愛かったな 私 ( 遠い目 )
そうやって いろんなところに行けたり 忘れられん思い出ができたり
とにかく思いがけない所に連れだしてもらえるのが すごく楽しかったとです


私の誕生日の前日
昼前に 『 今から行こう 』 って そうやって初めて小琉球に行ったのでした 
なんでそんな名前がついとるんかしらんけど 
高雄の南の下に ちょこんと浮かんでるサンゴ礁でできた小さな島 

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マグロの水揚げで有名な屏東県の東港へ 高雄から車で3、40分
東港から高速船で 約30分で到着
その日は薄手の七分袖のTシャツでも 十分気持ちいい清々しい陽気
甲板に立って ゴウゴウと風に吹かれても寒さはない
少々海風は湿気ていようとも
濃紺の海と鮮やかな青空がきれいで すこぶる気持ちよし
ああ!すばらしき南部の天気!!


島のぐるりは ゆっくりバイクで一周しても たぶん3時間くらいかなあ
サンゴ礁が隆起してできた複雑な海岸線や 細々と見どころがあり
真っ青で透明な海は ボーっと見てても全然飽きない

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『 小琉球といえば 』 の花瓶石と 確か 「 インディアン酋長の頭 」 見える?

墾丁まで行かんでも こんな近くののんびりした所に きれいな海がある~!
突然のお出かけの収穫に 私はバイクの後ろで大はしゃぎでした


展望台にいた野良犬 忘れられん子犬なの

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人にえさをよくもらってるようで 私たちの所にも恐る恐るだけど寄ってきた
食べ物の紙袋をくわえてきて ポトンと落とす 
何か食べ物ちょうだいって きっとサインなんだろう
一緒に行った人はいい人で 私は大好きな人なんだけど
食べるもの何もないし その人は来るな~ って小石を何回か投げました
その度に石をよけて 遠ざかるのだけど また近づいてこようとする
私は石を投げないでって 連れに静かにアピールするために
子犬をずっと見つめて えさは何もないんだよ ごめんねーって言いました
それからしばらくして また足もとに子犬がやってきたんだけど
恐る恐る耳を後ろに反らせながら 口にはさっき投げられた石を加えとったと!

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わあ この犬は賢いよ もう石投げないでって石持ってきたよ
私は一生懸命?その子犬をほめました 
さすがに投げた本人も すごいねと笑ってました
それからはその人も邪険にすることなく 犬も食べ物をねだることもなく 
私たちがそこで話してる間 子犬は足もとにずっと座ってたのでした


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ヤギさんたち集団自主的散歩の図 びっくりしてバイクを止めてしまいました


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のんびり海をぼーっと眺めて 目的もなくぶらっとするのにもってこいの島
今は週末だけだけど 愛河から船が出てて40分で着くんだそうだ
週末に高雄に行った時 いい天気だったら またふらっと行ってみたいな
あの犬 まだあの展望台におるかなあ!?


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