初心忘るべからず・・・あと２９日

４月から　今の仕事を一部引き継いでくださるYさんとお茶。
さっぱりしてて　しっかりしてて　んでもって　お茶目で可愛いYさんは
台湾の方と結婚して在台７年目の　今やリッパな一児のママさんだ。
年は若いけど　私の先輩でもある。
私たちの“仕事”の絆は　けっこう強い。
そういう意味でも　私はこの“仕事”で台湾に来れたことに感謝しとっちゃんね。

『ダンボールの収集から、荷物の整理、早めに準備せんといかんよ～！』
って言われて　重い腰を　よっこらしょうっ　とあげてみた。
手始めに本などを小箱に入れてみる。
いらない物は捨てよう。本やノートを　仕分けのためにパラパラ・・・
したら台湾に来たばかりの時に書き付けてた　３ヶ月分くらいの雑記が出てきた。

　～１ヶ月も経ったのに、ちっとも話せるようになってない。（←おい、焦るなよ自分）
　　会話の中で、置いてけぼりを喰うことしばしば。笑顔でいるのにちょっと疲れる。

　～ああ、言葉が分かればなあ！（←万が一分かっても、気の利いた言葉を返せない）

　～また今日もご馳走してもらう。また今日もお金を使わなかった。次こそは・・・
　　楽しいのに、辛いなあ。（←あまりにおごってもらい、次第に申し訳なく思ってた時期）

　～いろんな人に声をかけてもらえるのは、嬉しいことだ。
　　今の私にはいろんな人の“關心”が心からありがたい。

今ではすっかり慣れて　ぐーたらして　最初の苦労？なんて忘れてたけど
あの頃はあらゆる “初めて” に必死でついていこう　慣れようってしててんな。　
それから記憶力はいいつもりだったけど
意外といろんなこと忘れてんな～っ　てある意味感心した。
そうだそうだ　あんなこと　こんなこと　あったあった。
ひとつ思い出すと　ぽろぽろぽろっと　こぼれるように　よみがえる。
こうやって　その日思ったことを書き留めとくって　
老化防止のためにも　記憶が色あせてしまわないためにも
やっぱりいいかもよ～　と強引に理由付け。