ミュシャ展に行ってきた

故宮博物院に行ってきました



６月１１日から３か月　アルフォンス・ミュシャ展をやってます
夏休みに入る前の平日の朝一なら　人も少ないだろうと行ったのですが
１０時半ごろまでは　絵の前にずーっと立って眺められるくらい余裕がありました


ミュシャは中国語で 「 慕夏 」 となるようです


こちらは期間限定の特別展示なので
大陸のドヤドヤ観光客もおらず　心穏やかに見ることができましたよ
前回行った時もそうだったけど　今回も相変わらずで　
常時展示館のほうは　たくさんの団体さんが訪れていらっしゃいました
良識ある人もいて　きっと一部の人がああなんだって思いたいけど
マナーの悪さがピカイチで　本当に嫌な気持ちになるのです
もうすぐ個人旅行客も自由に来れるようになるけど　勝手に複雑な気持ち


ところで
ミュシャって商業的成功を収めた晩年は　作風が変わったのです
私が知っててよく見るミュシャの絵は　祖国チェコに戻る前のものでした
晩年は民族意識の高まりというのか　愛国心を鼓舞するような作風に


だんだん人が多くなって　ボーっと眺めることができなくなったので
凍えるほど寒かったし　昼前には去ったのだけど
夏休みが終わったころに　また行ってみるかも
たまにはこういう芸術的な一日の始まりも　なかなかいいんでないかしらん