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八月のクリスマス [映画]

ふと懐かしさに惹かれ 見てしまいました
福岡のアジアマンスで公開されて それで見たんだと思います
あの頃のハン・ソッキュは なんかすごかったですよね
( 今もきっとすごい人なんだろうけど )

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難病で余命幾ばくもない男と
駐車違反取締員の女の子の切ない恋の模様・・・
なんてことが書いてあり まさにそのとおりなんだけど
そこから予想できる ありがちなパターンではないのですよね
そんなクサさはいっこもない 静かで純粋な映画かと思います
いろいろツッコミどころはあるのかもしれませんが
ハン・ソッキュの表情だけで すべてを物語っていて
静かな中に いろんな情感が見えるような気がいたします

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一緒に見たのに
忘れた 覚えてないと言うので びっくりしてアップします
私 この映画好きだけどなあ!!



我很明白,

愛情的感覺會腿色,

一如老了的照片。


但你郤長留我心,永遠美麗。

直至我生命的最後一刻。



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久しぶりに。 [映画]

もうこのままうっちゃっておこうかとも思ってたのだけど
こういう 『 何か 』 の吐きだし口を 
残しといてもいいんじゃないかとも思い
じゃあ ほんとに手をつけたくなくなる前に書いとくかと
久しぶりに書きだしてみた次第・・・


ええーっと。
キリアン・マーフィーが好きです 

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無性に好きになってしまいました
日がな一日 彼の動画を見たり写真を見たり ぼーっとしています
こんなことは前にもありました
あるイギリスのバンドのボーカルが 妙に気になって仕方がなく
あの時も写真や記事を一生懸命探したものです


この二人 ( +ジェリー・カントレル ) に共通してるのは
『 誰がどう見ても どこから見ても美形! 』  というような方ではなく
見方や角度によっては えらく美形に見えたり 
あれ実はそうじゃないの? どれがホントなの?
と思わせる表情を持っている方々・・・
ということのように 自分で分析しております


本当にステキな顔立ちをしていらっしゃるのかどうか
その表情のどこにステキと思わせる ( ? ) 要素があるのか
それを探ってるうちに
どんどん深みにはまっていってるのだと思います
というか探っても答えなんか出てこないわけですが


てなわけで キリアン・マーフィ
インセプション 見ましたか?

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キリアンはたぶん小柄だ 大柄日本人の謙さんより格段に


あれは映画館でぜひ
いやー ケン・ワタナベもすっかり立派なハリウッド俳優ですね
また見たいなあー
バッドマン・ビギンズもいちから見たいです



青い瞳と唇とほお骨ですかねー

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AVATAR【阿凡達】 [映画]

予告で見て さっぱり意味が分からなかったのと 
特に主役がかっこよくなかったのと
こういう大作にあまり興味がないのと 青い人たちの造形がイマイチだったのと
「 ジェームズ・キャメロン ? ケッ 」 的なイメージとで ( しかしキャメロン・クロウと間違えた )
こりゃ 何があっても見に行かんな・・・ と思っておりました

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公開されたら 周りで意外とヨカッタ的コメントが多く聞かれ
たくさんの人にお勧めされたので ホームズと迷いながらもやっと見てきました
( シャーロック・ホームズ終わっちゃわないかなあ・・・心配 )


3Dということで 少々お高い金額を払って 眼鏡をかけて見るわけですが
眼鏡かけててよかったわあ ワタクシまた泣いておりました・・・
3Dの価値 あったと思います
( 前見た ファイナル・デスティネーション4は金返せ! と思いました )
ストーリーも単純で分かりやすいし
あまりにも勧善懲悪がはっきりしてて 敵はとことん強いし
( あの軍人さん エエですな )
いい意味でも悪い意味でも アメリカ的な映画でございましたが
安心して見れたし 160分はあっという間だし ハッピーエンドだし
あの映像は素晴らしく美しかったと思います
一緒に見た友達は 以上の理由で 『 空虚 』 と言ってましたが 
映像だけはよかったと言ってました

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あの青い人たちはアニメなんですか? それと人間を合成させたんですか?
技術的によく分からないんですけど 自然な映像だったということはすごいんでしょうね
主役もかこよかた! 

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ジェームス・ボンド候補に選ばれた役者さんだそうですね
イギリス出身と聞くだけで なんか品がよさそうで素敵だと思います


いろいろ何かに似ているとか言われてるみたいですが
私はマイケル・ジャクソンの Earth Song を思い出しました
掘り下げたらすっごく深くて重いテーマと思うけど
楽しい娯楽映画に仕上がってて 私はもう一度もっと大きな映画館で見たいかも


でも 絶対にシャーロック・ホームズを見たいと
ロバート・ダウニー・Jr 
ストーリーはしょうもないが アクションとして見ればいいと聞きました
主役の二人がかっこいいので 見に行きたいと思います
ロバート・ダウニー・Jrはドラッグ問題で なかなか順調じゃなかったけど
すごい役者さんだと思います
歌もほんとに上手だし・・・ 歌手デビューしてるよね?確か
『 愛が微笑む時 』 古いけどたまーに映画チャンネルでやってて 見てしまいます



アリーの着てるTシャツの漢字が・・・


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THIS IS IT [映画]

最初に言っとくと 
めちゃくちゃファンだったわけじゃないです
ただあの年代に 洋楽好きな青春を送ってた人なら
好きにしろ嫌いにしろ
興味があるにしろないにしろ
それこそ口ずさめるようになるまで 彼の音楽を耳にしたり
PVもイヤ!ってほど目にする機会があったと思うのです
私が単にそうだったってことなんですけど


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西門のアンバサダーの中の 一番大きなシアターは
音響設備がいちばんいいんだそうで 行ってきましたよ
クーラーきいて ちょっと寒いなあ 鼻がグスグスするよ
なんて誰にも聞かれてないのに ずっとそんなふりをしてました
ジンときて泣きそうで 最後はとうとう目からこぼれちゃった


ナレーションも何もなく 
バックアップミュージシャンやダンサーたち
舞台設計や衣装の人たちの声
そんな人たちとやり取りするマイケル
そしてリハーサルの様子 
公演で使われるはずだった映像
音楽に対して ダンスに対して 自分の作品に対して
ほんとに真摯で純粋で 天才って言葉で表しきれん人やってんなと
本気で愛で地球を救おうって考えてたんやなと ( 嫌味じゃなく )


オーディションに受かった一流のダンサーたちが 
時には感極まって涙を流しながら 合格の喜びを語り
一流のミュージシャンたちが マイケルと共演できる幸せを語り
彼の才能への敬愛を惜しみなく表現して 全力を尽くそうとする
マイケルも自分だけでなく 光を当てるべきところに当てようとする
一つのファミリーみたいで そんな愛がとてもすばらしかったです


 


わたしはね
周りの人に恵まれなかったんだなとか かわいそうだったなとか
実は思ってたんです ちらっとね 
でもこれを見て なんておこがましい考えだったんだろうと思った
ああいう亡くなり方をしたのは 本当に不運だったと思うけど
自分の考えや生き方やスタイルがあって 
時に苦しみながらも ( おそらく )
自分を信じて 一生懸命生きてる人に対して
なーんて不遜で あさましい態度なんだろうと
しかも彼はやっぱり天賦の才能を持った人でした
ああいう姿を見れるフィルムって 今までなかったんじゃないかな


凡人だろうとなかろうと 
天才だろうとなかろうと
人はそれぞれ きっと自分に与えられた仕事があって
それを一生懸命こなそうとしてるんじゃないか
それってすばらしいことじゃないか
人の全部なんて分かりえないのに 
人の一面を見て かわいそうだなんて よくも言えたもんだ・・・
と 別にマイケルのことだけじゃないんだけど 
そう思ったのでした


鼻がツンと上を向いたマイケルの姿が 不自然に見えたのは最初だけ
あとはどんどんに引き込まれました
マイケルはかっこよかった
彼の体の中から 音楽やダンスが生まれてくるんだな


フツウのどんな映画よりも 
もしかしたら一番胸に響いて いろいろ考えさせられた映画かも
ゴシップのイメージを作り上げたマスコミと私みたいな人たち
こんどは伝説と呼んで また新たなイメージを造りあげる
何かを通して 人の真の姿をとらえることってできるんやろか 


見るならば ぜひ映画館で
彼の音楽に興味があまりないなら 時代の記録として
どのくらい映画がよかったかというのは
私が 『 よかった! 』 と 100万回ぐだぐだ書くよりも
エンディングロールが始まっても 台湾の客が帰らなかったこと
( 台湾の客は 本編が終わると立ち上がって帰る )
ほんとに終わって場内の照明が戻ると 拍手が起こったこと
( 一人二人のパラパラって拍手じゃないよ! )
この2点が象徴してるじゃないかって思いました


最後に
よかった です



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誠実なお付き合いのできる方のみ【非誠勿擾】 [映画]

10月3日は日本各地では運動会など開かれたのでしょうか。
こちらは月を愛でる中秋節でした
台北はやっぱり今にも雨が降りそうでしたが 風があって過ごしやすく
中南部ではきれいな月を見ながらの バーベキューが楽しめたそうな


私も友達宅で 家族団らんのBBQに
辺り一面BBQの香りで 負けるもんかとばかりに?!
焼いて焼いて焼きまくりました ( そして食べた・・・ )
お腹がいっぱいになった後は みんなでDVD鑑賞
・・・えっと本題はこちらなのでした


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中国大陸で今年の正月に公開され 大大大!ヒットしたラブコメディ?で
美瑛やら釧路やらが舞台の一部のため 北海道旅行ブームを起きたのだそう
日本では大阪の夏の映画祭で 上のタイトルで公開され
台湾でも6月に公開され 見るべしと言われてたのです


中国でも婚活が盛り上がってるそうで
主人公がサイトに結婚相手募集の投稿をすることから始まります
いろんな女性と会う中で笑笑と出会い 関わっていくことになるのだけど
笑笑には すでに別の女性と結婚している彼がいて・・・


笑笑はもちろんだけど 妻ありの彼も真剣に愛してる風
道ならぬ恋に 二人ともとても苦しんでいる風なのです

が!

もうこういう設定は 映画を抜きに 鼻膨らましてBooooooooooooing!!


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笑笑が別れようと一芝居打ったり 彼を想って心ここにあらずだったり
とてもきれいで可憐で ( ← 舒淇だし ) 絵的にとても美しいのだけど
私は舒淇に 
いや笑笑にこんな表情をさせる 彼がとても許せないーーー!
もうっ もうっーーーーーー!


・・・というくらい 笑笑の表情がすっごく切なくて 腹立たしいんですよ


映画はおもしろかったけど
ストーリーはまずこの設定が個人的にダメで 案外普通かと
葛優のキャラクターと 彼のセリフ 舒淇の可愛さ 風景の美しさ
これに尽きます
方中信すてきでしたが 役柄的に今回はアウト!
( おじさんになっててびっくり! 役作り? )

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この光頭さんは この外見のままでなんでも演じきるからスゴイ



中国語が深く分からないので 
台詞のしゃれた部分を一度で楽しめなかったのが すごく残念
( 続けて2回見てしまった・・・ )
それにやっぱり 台湾で使う中国語って 
語彙にしろ表現にしろ 大陸とはだいぶ違うようで 
映画を見ながら 時々解説してもらっての鑑賞と相成りました


中国や俳優陣に興味のある方 または中国語の分かる方
ぜひぜひ見ていただきたい 見ても損はないですよーーー!!
おススメします


最後に
結婚相手募集 ( 徴婚 ) の文句を・・・

你要想找一帥哥就別來了,你要想找一錢包就別見了。
碩士學歷以上的免談,女企業家免談(小商小販除外),
省得咱們互相都會失望。

劉德華和阿湯哥那種才貌雙全的郎君是不會來徵你的婚的,
當然我也沒做諾丁山的夢,您要真是一仙女我也接不住。

沒期待您長得跟畫報封面一樣看一眼就魂飛魄散
;外表時尚,內心保守,身心都健康的一般人就行。
要是多少還有點婉約那就更靠譜了。
我喜歡會疊衣服的女人,
每次洗完燙平疊得都像剛從商店裏買回來的一樣。說得夠具體了吧。

自我介紹一下,我歲數已經不小了,留學生身份出去的,
在國外生活過十幾年,沒正經上過學,蹉跎中練就一身生存技能,
現在學無所成海外歸來,
實話實說,應該定性為一隻沒有公司、沒有股票、沒有學位的“三無偽海龜”。

性格OPEN,人品五五開,不算老實,
但天生膽小,殺人不犯法我也下不去手,
總體而言屬於對人群對社--會有益無害的一類。  
有意者電聯,非誠勿擾。


↓↓ AERAより抜粋 ( 上段の一部のみ )
イケメンや金持ちを探している人はお断り。
見た目は現代的で、中身は保守的な女性を希望。
当方、年はすでに若くなし。会社なし、株なし。
いわゆる二流の海外帰り組。ただし殺人などの犯罪もなし。
総合すれば、社会的に無害な類。
ご興味のある方はご連絡を。
非誠勿擾。


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夏の終わりの南極料理人 [映画]

今 日本です 福岡です
太陽出てきたら さすがに暑いけど 
それでもなんだか日差しが穏やかです
朝夕の部屋に入ってくる風も すっかり涼しくなっちゃってて
空気が気持ちいいし 裸足だと足も冷えてきそうですよ 
庭では秋の虫が鳴いてるのが聞こえてくるし
夏が終わるのって こんなに早かったっけー?ってな感じ
そんな中 夜明けの海岸を散歩したり ( 家の前なんで )  友達と会ったり 
おいしいゴハンを食べたり お買い物したり 家でのんびりしたりと 
おかげで 過ごしやすい夏の休日を過ごしております
あー 台北はまだまだ暑いんだろな!!


『 南極料理人 』 を見てきました
帰る前からチェックしとったとですよねえ 公開直後だ!見るぞ!って

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たぶんすっごいクセのある役者さんたちをそろえとるのに
物語自体すごく淡々としてて クライマックスらしい盛り上がりもなく
( 盛り上がりに欠ける という意味ではなく )
そのまま淡々と終わってくという ほんわかのんびり映画でしたよー
一緒に見た人がおもしろかったってのもあるんだけど
ところどころにちりばめてあるクスクス笑いが 私なんかは相当ウケた
で ずーっと反芻しちゃったなあ
保存版でDVD買いたい ( いやぁ よろしく!)
で 肩肘張らんと 気軽に見たいところを見て フフッて笑うとー
笑う場面は 多分もう決まっとっちゃんねー


後から原作本を読んだけど これはまた濃いんだなあああ!
やけん 堺雅人の西村くんが 私はとっても好きです
333529_01_01_02[1].jpg いろんな意味で微妙 ヒジョーに気になる堺雅人


台湾で言うところの片尾曲?の ユニコーンのサラウンドもよかった
映画って 一緒に見に行く人もけっこう大事やんねえ 
いやいや 今回の映画はいい息抜きで 映画の後も楽しくいい時間でしたわん 







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トランスフォーマー・リベンジ 【 變形金剛:復仇之戰 】 [映画]

予定より遅れて やっと見てきました

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トランスフォーマーの数も 前作より3倍に増え 
目が回りそうなくらいの 激しい動きと活躍だし
ハリウッド史上初とかの 米海・空・陸軍と陸軍戦隊の強力な支援があって
航空母艦や戦闘機 戦車に潜水艦にと 軍用機は盛りだくさんだし
中の軍人たちは イラク・アフガン帰りの本物の兵士だったりだそうで
とにかく迫力なので 何も考えずに痛快に楽しめました


前作のストーリーの 細々したところを忘れてたこともあってか
あれ?あれ何?なんで?? って思うこともあったけれど
それはまあさておき、です
登場人物たちや トランスフォーマーたちの掛け合いも相当笑えるし
緊迫するところは緊迫するし 涙じんわりもあるし

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ドンパチすごいし ( さすがマイケル・ベイ )
そのドンパチの敵は 悪の機械生命体軍団ディセプティコンだし
たくさんの人 ( しかも一般人 ) が 巻き添えで死んでも 
血が出ないから実感もなく あまり罪悪感なしに痛快であり爽快
夏休みの暑気払いをするには とってもいい映画ではないでしょうか
ということで やっぱり大画面で見た方が楽しそうです


でもね
大画面で字幕ばかり追ってると 画面全体の動きが追えんとですよ
ヒジョーにもったいなーーーーい!!

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だからといって吹き替えじゃ トランスフォーマーの声の再現が心配だし
第一 ここでは日本語吹き替えなんて見れないので
ストーリーも頭に入った今 ちょっともう1回見に行きたいかなー


すべてが初めてで 衝撃的だったからか 
よりかっこいいなあと思うのは前作ですが これもなかなかでした


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期待してたレノックス大尉も あれー、なんか冴えない・・・
と ちょっとがっくりしたのですが
前作と同じく 砂漠で実戦態勢に入ったら かっこよさ復活で安心

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それにしても あれだけの兵器や軍用機を見るとですね
アメリカって戦争やる気満々だなあって しみじみ思いました
世界の平和なんて 全然願ってないでしょう~って


映画館の下には 東急ハンズが入ってて ( 合弁だから何とかハンズ )
下りエスカレーター前では トランスフォーマーの玩具が売られてました
見終わった人たちがたかってましたねえ   
商売上手! 実際 友達も買ってましたし


予告で見た ピクサーのカールおじさんが面白そうでした
次はこれを見に行こうかなあ




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懺悔と感想 【 おくりびと 】 [映画]

私はこちらで 時々マッサージに行きます
女性専用エステで いろんなコースがあるのですが
アロママッサージだと素っ裸で 前も後ろもオイルで優しくマッサージ
でもとっても気恥ずかしく 緊張するし 気持ちよくなるどころではないので
このコースは私は絶対にパスなのです 
『 日本人は温泉に入る時 人前で裸になるでしょ! 変だ 日本人のくせに 』
とお姉さん方に言われます 
( 台湾でも最近日本風の入り方が増えたけど 水着で温泉プールってのが多い )
でも しかたない 恥ずかしがり屋さんだからー と微笑み
薄手のバスローブを着て うつぶせのままのマッサージをお願いしてます
( もちろん温泉は気にならないですが 台湾生活が長い今 ちょっと心配です )


先日 全身を頭のてっぺんからつま先まで くまなくしてもらってる時のこと
ああー すっごく気持ちいいー・・・ と いつもの如くうっとりしてました
頭皮ってけっこう張ってるんですよね ここやられると全身の力抜けます
うとうとして 半分寝とったし ほどよく体も弛緩してましたので
うつぶせのまま 刺激を加えられたついでに おならをしてしまいました
あ しまった 
お姉さん ちょうど太ももら辺マッサージしてるから 直撃したかな・・・
でももういいや このまま寝たふりしとこうって 思い直し夢の世界へ再突入・・・
この日本人 屁こきやがった・・・ と思われたかもしれない 
お姉さん ごめんね


さて
懺悔も済んだので 映画の話を・・・
『 おくりびと 』 を見てきました
私が日本人なので たぶん余計に 周りの台湾の方の間でも話題になります
じゃ 日本語の勉強がてら 一緒に見ましょうかってことになり 行ってきました

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邦画を見るのは久しぶり 
エリカ様の ある意味大傑作映画 『 オトシモノ 』 以来です
見ました? 
狙いはホラーなんだと思うんですけど あまりにひどい展開で爆笑ものでした

閑話休題

『 おくりびと 』 は思っていたよりも重くなく 温かで静かな小作品という感じでした
死についてとか 生と死のつながりとか 生の意味とか 永遠についてとか
深く考えさせられる 重めの映画なのかな と思ってたけどそうでもなかった
確かにいい映画でしたよ
でも なんでアカデミー賞とったんだろうね?っていうのが 私たち共通の感想
涙腺の弱い私は泣いて泣いて ハンカチがどろどろだったんですけどね



『 納棺夫日記 』という作品を本木雅弘が読み 映画化を考えたそうですね
その本でとりあげられてる 最後にたどりつく宗教観とか永遠とかについては 
映画の中では描かれてなく テーマが単なる人間愛に昇華しているので
( 悪い意味でなく 映画の素晴らしさも認めた上で )
作者は 本と映画はそれぞれ別の作品だと感じて 
それでこの映画の『 原作 』 を辞退した という記事を読みました 
で 映画を見てなるほどな・・・ と まさにそんな感じでした
でもこの映画は まじめで一見重いテーマだけど分かりやすいし 
笑いもあるし ( 台湾の映画館 爆笑でした ) 役者さんもとても素晴らしいし
いい作品だったので 見てよかったなあと思います お勧めします 


ほぼ日刊イトイ新聞 (←クリッククリック )ってとこで 
モックンと糸井重里と中沢新一が対談してて おもしろいんです 
映画を見た後でも見る前でも大丈夫だけど 見た後のほうが楽しめるかな?!


主人公も 銭湯のおばちゃんも その息子も 銭湯の常連さんも 
社長も 事務所のお姉さんも ほんとうにいい味だしてた・・・ んもー役者揃い! 
( 山崎努の存在感!! そのすごみといったら・・・)
でも 奥さんがねえ・・・ 
どうして?って私の疑問 その辺も誰かと共感したいポイントだったりします


死にたくないなら 生きるしかない 
生きるなら 食べなくちゃいけない
どうせ食べるなら おいしいものを食べたい
とかいうような 社長のセリフがあるんですが ( うろ覚え )
食事のシーンが多く しかも本当においしそうに食べるんですよねえ・・・
食べることは確かに生を意味しますし 生きることの力になります
本日は ケンタッキーのチキンを食べたいと思います


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レボリューショナリー・ロードとレッドクリフpartⅡ [映画]

Happy Valentine!!

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土曜は14日 バレンタイン・デーでしたね
それで13日の金曜日でしたね 忘れてました


週末は映画を2本見ました
まずはケイト・ウィンスレットとディカプのレボリューショナリー・ロード
タイタニックも未だに見てない そしておそらく見ないであろう私なので
中国語タイトルも 『 真愛旅程 』 だし 二人の再度の共演と知っても
泣かせるハリウッド的恋愛モノ、はい、却下ー!
と 勝手に思ってたました

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でもケイト・ウィンスレットがゴールデングローブ賞獲ってましたし
( ディカプリオは こういう賞もの、獲ったことがあるんですかね??)
希望もない空虚な夫婦生活の行く末 なんて評を見て おもしろそうと思った
台湾でも公開されて10日も経ってないのに すでに規模が縮小されてまして
ちょっと早めに行っとかな というわけです


ディカプリオが好きになれないのです
どうしてあんなとっちゃん坊やみたいな大人になっちゃったんだろう
若いってか もう少年期のディカプはかわいかったし 彼の演技も大好きでした
ということで 私の中でディカプはコレ!


ギルバート・グレイプ;WHAT'S_EATING_GILBERT_GRAPE [DVD]

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  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
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それは置いといて
友人は 『 アメリカン・ビューティ 』 のサム・メンデス監督の作品と知って
見に行ったのだそうですが アメリカン・ビューティの冷めた乾いた笑いを
期待して? 見に行った私には ちょっと意外な作品でありました
1950年代のアメリカが舞台で 
S.A.T.Cの出てくるような現代では もうない話かもしれんけど
ケイトのヒステリックなまでに自分を追いつめてく姿が 美しかったです
さすがに旦那さんが撮った作品だけありますね


仕事にやりがいがあるわけではなく 先の展望も見えないけど 
安定してて 自分の家があり 可愛い子供や妻がいて きちんと養ってる
街ではちゃっかり浮気なんかして そしてたまに仕事が認められたりする
ディカプ ( 夫 ) はそうやって 自己実現とか達成感とか感じていくのだろうけど
ケイト ( 妻 ) のほうは なまじ自立心があって 夢があっただけに
家にがんじがらめにされ  自分を犠牲にしてる ここから出たいと神経を尖らせる
世の中のご主人 こんな奥さんだったら要注意です
鼻を伸ばして浮気して それをのんきに告白したりしてる場合じゃないのです
でもディカプ家の隣家のように 秘密を抱えつつも
子供が私の恋人 平凡だけど幸せ・・・とか言ってる人は きっと問題ないのです
( 中国語字幕ですから 正しい解釈かどうかわかりません 悪しからず )
結婚に躊躇や迷いがある人や 倦怠期の夫婦やカップルが見たら
二人が一緒になること それを営みつづけていくことに 
“ hopless emptiness ” を感じそうな作品です
朝食のシーンのディカプとケイト そして最後のシーンがよかったかな
レオナルド・ディカプリオ ( 長い!) はやっぱりすごいです 
賞獲れなかったけど 残念ですね


もう一つはですね 赤壁パートⅡです
これ 2部作品で5時間にもなるのに 欧米では2時間弱の1部作品とか
それは無理ってものでしょう!?
いやー 日本に帰ったとき 赤壁の戦いのところだけでも 三国志読むぞ!
と思ったのは やっぱり思っただけでした
( でもいつか絶対読む・・・ぞ と )

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今回は第一部ではあまり感じなかった トニー・レオンの周瑜への違和感が増大
だって彼は体型も顔も あまり体育会系ではないんだもん・・・
剣の舞とか 合戦のシーンは ちょっと体のキレがなあ・・・ 
やっぱり都会で眉間にしわを寄せて 苦悩の表情を見せる大人の男がいいぞ
( 私の個人的な意見です )
三国志を読んでないので 先入観なく 役者と役柄を楽しめますが ( 自慢?)
トニーさんは やはり元の諸葛亮の役が合ってたのかもしれません 
そして林志玲 いらないです 
いや ストーリー上 とても大事な役なんですけど
声 吹き替えしたって聞いたけど 台湾では吹き替えられてないんですか?
そして中途半端なお色気シーンは やっぱりやめてほしいです
ジョン・ウー その辺がよく分かりませんでした


見事なのは その火攻めのシーンで 紅蓮の炎が美しかったです
バック・ドラフトでもそういうシーンがありますが 炎って怖いけど美しいですね
ですから 大画面で見るとかなり迫力があってよかったです
そしてそして
今回も戦のシーンの胡軍がかっこよかったです!

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トニーさんに見習ってほしかったです


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台湾の国民的映画?!【海角七號 Cape No.7】 [映画]

9月はなんとか時間をやりくりして この映画を見たんでした

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海角七号 ( ハイジャオ チーハオ ) というのは
台湾南部の恒春にあった もう現存しない番地のこと
その番地に住む愛する人に宛てた 60年以上前の7通の手紙を軸に
日本人と台湾人の恋を 時間や国境を越え描いた音楽映画・・・


てな具合に紹介されてるようで 私も普通の恋愛映画かと思いました
見てみたら 確かにその言葉通りなんだけど
その言葉からの印象とはまた違う とっても温かい映画でした


登場人物の背景は 詳しく語られはせんけど それぞれ秘めたストーリーがあって
映画の中では 普段着の台湾の人々や生活が たくさん描かれてるから
見た人はきっと その中に自分に近い何かを見つけられると思うのです

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『 留下來,或者我跟你走.... 』 わあーーー 阿嘉!!


「 国片 」 と呼ばれる台湾映画は 人気がなく 規模も小さいそうです
それが今では 台湾映画界の興行記録を塗り替え続けています
『 海角七号 見た? 』 
私も人にそう言われたし 見た後は人にそうやって聞きました
『 満席でチケット買えなくて 次の回まで待った! 』
ってよく聞くんだけど 今日はバスの中で高校生がそう話してました


私も次の回まで待ったのに 前から4列目の右端の席しかありませんでした
それでも 最初の手紙のナレーションから最後まで 泣きっぱなし
いや 爆笑なんですよ すごく面白いんです
でも 私のハンカチは鼻水と涙でぐちゃぐちゃでした
今でもYoutubeで予告編を見て まだまだ余裕で泣けます


日本のどこかの映画祭でも グランプリを獲ったそうですね
だから日本でも いつか公開されるといいなあ
ごちゃごちゃ書いた文より 絶対見たほうが早いもん
台湾に来たことがあったり 
風景や人 ( 特に南部の ) に触れたことがあったり
そんな経験がある人には特に 外国人でもきっと何か感じられることでしょう
ああ 台湾語がわかったら 絶対もっとおもしろいやろなぁ・・・
絶対もう一度見に行く いや あと二回くらい行っちゃうかもしんない・・・


サントラも発売決定とか



主演の范逸臣はほんとに歌手で うまいし 声もいい
身近にいそうだけど 絶対にいないっつーかっこよさです


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