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好きの再確認 [映画]

昨日の台北は12時過ぎに 今夏最高の気温になりました
なんと

36.6℃

夏、真っ盛りでございます


クーラーとか扇風機かけっぱなしにすると 身体がだるいので
つけたり消したりしながら おうちに蟄居でございました
しかし 暑くてまただるいっていう・・・ どうすりゃいいの


で 映画をだらだら見てたんですけど
またまたやってました コンスタンティン
大好きなんですねー この映画
好きだとは思ってたけど 相当好きなんだと思う
その前の 『 アイ・アム・レジェンド 』 が 
思ってたよりまじめなSF映画で 見ごたえがあり 
ちょっぴり疲れちゃったのですが
コンスタンティン始まっちゃたから 見ましたよ 
( そしてそのまま寝てしまいましたが )


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トランスフォーマー前のシャイア・ラブーフも 色がきれいなんだよなー


監督がMV出身というのも納得 という感じで
小物とかちょっとした小道具がオサレで 色がきれい
オレンジとブルーの対比とか 構図とかスタイリッシュな映像
キアヌも煙草スパスパで 従来のエクソシストとは全然違うし
天使も悪魔もハーフブリードも 
出てくるのはみんな型破りで かっこいい


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ティルダ・スウィントンの中性的なガブリエルがまたかっこいい


私、日本人だし 
この映画に限らず どーーしてもあの宗教観や天使と悪魔とか
理解しきれないところがあって 楽しみきれてない気もするんだけど
それでもストーリーとか どんでん返し?がおもしろいし
ぜひDVDでエンドロールが始まっても 最後まで見てほしいのよねん
最後まで見ないで返しちゃったらしいけど もう1回見てもいいと思うのよ



アイ・アム・レジェンドの監督と同じだそうですが
まったく気付きませんでした
コンスタンティン やっぱりキアヌがかっこいいのかね


コンスタンティンとインセプション
結末を知ってても 何度もダラダラ見続けてしまう映画です
今晩はCSIとコンスタンティンで迷いそうです

 
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意外や意外・・・ [映画]

最近 職場にて映画の話しで盛り上がってました
「 The Best Exotic Marigold Hotel 」 と 「 メン・イン・ブラック3 」
全くタイプの違う映画でしたが 両方見てきました
The Best・・・のほうは 
ジュディ・デンチやマギー・スミス、ビル・ナイ、トム・ウィルキンソンと
大御所英国俳優が出てきて 安心して見れる映画でございました
映画の中のご老人たち とてもチャーミング
 

MIB3のほうは3Dでなくてもよかったかなとは思いましたが
( 3Dメガネをかけたら暗くて ちょっと気持ち悪くなった・・・ )
ところがですね
メガネの奥で泣いてましたって ワタクシ・・・・
そういう意味で メガネかけててよかったかも
ちなみに私 泣くポイントがかなり低いのは自認しておりますが
泣かされる準備はしていなかったので なんか心暖まってしまった

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見に行って 途中でMIB2を見てないことに気付いたけど問題なかったw

トミー・リー・ジョーンズが年を取っていました
あの無表情はボトックスとかヒアルロン酸なんだろうか
それとも 「 エージェントK だから 」 なんだろうか
そんなことを気にしてしまいましたが
タイムスリップして出会う若きK が まーーーそっくり!
ジョシュ・ブローリンさん 演技とメイクがアッパレ
話しも1からうまくまとまってましたヨ


見終わったスタッフと未見のスタッフに交じって
「 見てきた? 」
「 よかったろー? 」
「 うん よかったー! あそこってこうこう、こうなっとるっちゃねえ 」
「 ええーー 私まだ見とらんちゃけん 言わんでー 」
的なことを中国語で話し 盛り上がったある日の職場・・・


昼ごはんはこんなんでした

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長崎ちゃんぽん リンガーハット

静かに台湾に上陸してました ( 今年の3月開店だそうです )
知らなかったので 歩いててふと見つけた瞬間のうれしさったら
ちまたでは一風堂?! 山頭火?! と騒いでいるようですが
のんたんとしては リンガーハットを応援していきたいと思います!!
( つまりまた食べに行くってことさー )

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ありがとう たいわーん


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アベンジャーズとダークシャドウ [映画]

先週 見てきました
アベンジャーズは1か月近く経つけど まだまだデカいとこでやってます
私の好みからすると 見そうにないでしょ?
マイティ・ソーもキャプテン・アメリカも見てないしなあ と思ってたし


でもみんなおもしろいと言うんだわ
そう言いそうな人も 言わなさそうな人も言うんだよね
どうせ見るなら映画館だよと言われ そりゃそうだよねとも思い
ジョニデのダークシャドウに圧勝と聞き ぽっきり心が折れて?
結局見に行ってしまいました


どうせ見るなら映画館・・・
確かにそんな感じでした ( さすがに3Dは見ませんでしたけど )
ヒーロー集結に 神様? 宇宙人?まで来ちゃってるからすごい
「 んな あほな!」 がすごすぎて おもしろかったです
エドワード・ノートンのハルクが 出演交渉成立せず
シャッター・アイランドでデカプの相棒だった マーク・ラファロだったので
なんかちょっと落ちる・・・と思ってたんですけど 大誤解でした
マーク・ラファロを見るのに この映画見に行ってもいいくらいです!!


そうそう
この戦争勃発の首謀者、神様?ロキが あほすぎて愛おしくなったので
マイティ・ソーが見たい とちょっぴり思いましたよ
関連の映画 全部見て行ったら また違うかもしれません


これ 続編あるんですか?
エンディング曲のイントロかっこいいなあと思って聞いてたら
Soundgarden でした これも収穫




それから ダークシャドウを見に行ったんですが
そりゃあ負けてもしゃあないやろなあ・・・ とは思います
でも私はこっちの方が好きでした
予告編がけっこうコメディタッチというか そっちを強調してたので
それを期待して行くと ちょっと期待外れかもしれないけど


一緒に行った人は ちょっと怖いのがダメな人だったので
横で飛び上がったり 思わず顔を伏せたりするシーンもあり
( でも全然そんなんと違うんよーー )
「 おもしろかったけど 話が違う・・・ 」 と言ってましたよ
ティム・バートンとジョニデの組合せだし
ゴシックでブラックでファンタジックな映画だったような気がします
映画館行くなら とりあえずこの2本はお薦めいたします
それぞれ違った意味で!


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鏡よ、鏡よ、鏡さん・・・ [映画]

どんなに募っても
同行者が現れなかった映画 " Mirror,Mirror "
しかたがないので 一人で見に行ってきました
そこまで強く人を誘えなかったのもあったんです
単にアーミー・ハマーが見たいっていう不純な動機だったので


アーミー・ハマーとヒュー・グラント
上品で頭がよさそうで 微笑みに特徴があると思います
アーミーさんの方は 微笑みがさらに嘘っぽいところがよいです
映画の中でも ほんとにキラリンって星が光って音が鳴ってました


映画はやっぱり人を強く誘わなくて正解だった・・・
もし誘ってたら 今頃すごく気まずい気持ちになってたに違いない
と映画を見ながら思いました ほっ・・・
でも くすっと笑えるところもあるので
DVDくらい見てもいいと思います ( これ DVDスルー? )

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アーミー・ハマーと言えばこの笑顔 意外な人が出てきて 『 オッ 』 と思う


衝撃的だったのが
ジュリア・ロバーツ演じる継母の女王が催す舞踏会での衣裳

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ビョークの白鳥ドレスを思い出さずにはいられません
先日亡くなられた石岡瑛子さんのデザインだそうで
映画の最後には彼女への追悼の意が示されてました


お父さんの髪の毛の養分は
すべて彼女の眉毛に行ったに違いないリリー・コリンズ主演
一体 どこに向けた映画なのか
私としてはよく分からない なんとも不思議な映画でしたが
きっとアーミーさんの魅力を深く知るための映画に違いないです
少なくとも私はそう思いました
というわけで ジョニデと共演の次回作が俄然楽しみです

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Moneyball 魔球 [映画]

映画館の予告で見て 
おもしろそうと思ったマネーボールをやっと見てきました
もう規模が小さくなってたけど それでも結構お客さんいました


実話をもとにした映画ということだったし
先に見た人に聞いたら まあまあだった、自分はDVDでもいいかも・・・
ということだったので 
見に行こうかどうか ずっと迷ってたんだけど
ブロークバック・マウンテンを当時見ずに この間ふと初めて見て
ああ 映画館に見に行っとけばよかった・・・
と後悔したとこだったし 
ドタキャンで 急に暇になったので
とりあえず見てから 良し悪し決めても遅くはなかろうと行ってきました


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年取って 若いころよりずっとR・レッドフォードに似てきたと思わん?


で 見に行ってよかった
とりあえず見たいと思った映画は やっぱり見に行こうと思いました
ブラッド・ピットは渋くてめちゃくちゃかっこいいし ← ここには全然期待してなかった
ハッテバーグのくだりは泣きどころではないと思うけど ジーンとしてもうたし ( 涙 )
ラストもなんか変にハッピーエンドじゃなくて 人間ぽくてよかった
先に見た人は女の子で 野球のルールを全く知らないそうで
知ってたらたぶんおもしろいと思うし 大画面のほうが感動するかも
と言ってたのはフォローなんかなあと思ってたんだけど 案外それはホントで
感じ方って千差万別で 好き嫌いも人それぞれなんやろなあと




ブラピが2度ほど 「 なんで野球を愛さずにいられるっていうんだ 」
( 你怎麼能不愛上棒球 / How can you not get romantic about baseball )
って言うんだけど 
そう見てる方も思わずにはおられんような映画の持っていき方でした
編集 うまい!
日本でもまだやってる?
レンタルできるようになったら ぜひ見てみてください


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近況と斷背山 [映画]

近況報告
引っ越しました
目の前の部屋に
期間限定で・・・
元の部屋の壁を取り壊して作り直してるので その間だけ
面倒だけどこの機に年末大掃除と思えば まーよかです
旧正月の台湾的には 1か月早いですけどね


今の部屋は広くて しかも一時的なので
とりあえず移動させてきたモノが散乱してて 
落ち着かないことこの上なく 帰ってきてものんびりできない
テレビをつけてリモコンをかちゃかちゃ
ムダに広い空間をぐるぐるして あっち座ったりこっち座ったり
とりあえず映画チャンネルに合わせて 部屋をうろうろしています


ある晩 ブロークバック・マウンテンが始まったところでした
公開当時もカウボーイってのにも 二人の俳優にも 特に興味が湧かず 
台湾のアン・リーがアカデミー監督賞で話題になると 
こちらのメディアが異様に大騒ぎだったから
あまのじゃくな私はもっと見る気がしなくなっちゃったのですね
ブロークバック・マウンテン ( Brokeback Mountain )
中国語だと 「 斷背山 」
おー バック( 背 )がブローク( 斷 )するマウンテン( 山 )なんだな!
と 中国語に感心するくらいの そんなお寒い印象しかございませんでした


気がついたら 布団に包まって見てしまってました
( 週末は寒かったんだー 台北も )
映画の流れにも何も関係なく ぶちぶち切れてCMが入り
話ではそれほど激しくはないというシーンも 
思い切りカットされているようでしたが
それさえも厭わないように 淡々と静かに映像が流れていきました


この映画を見てて ヒース・レジャーが死んだことを知ったなら
すごくショックだったに違いないです
何かの映画で彼を見てるはずのに こんなに聞き取りにくいのは
オーストラリア訛りがこんなにひどかったんやっけ?
と思ってたら あのくぐもった声は役作りなのでした
http://youtu.be/0K6OD128nUo ( 3:15ごろから司会のエレンがパロッてました )
いやー渋かったです
静かに悲しみが広がってって
こんなに淡々としてても いろんな感情が表現できるのですなあ
登場人物のそれぞれの気持ちが 静かにじわじわと心に響くので 
いかにもな泣きどころや落としどころはなくても じんわりと涙がでました

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トレーラーのシーン イニスの表情 
ああー いい映画だった
ダークナイト いまさらだけど見ます



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キリアン様を大画面で楽しめる【TIME/タイム】 [映画]

TIME・・・
といっても英語の雑誌ではなく 10月28日公開の映画
最近とっても役者づいてる ( え?もう役者? ) ジャスティン・ティンバーレイク主演
だけど私にとってはキリアン・マーフィーの映画 これは見ねば!!

 


そう遠くない未来の地球では 25歳までしか人間は生きられず
それ以上生きる為には 時間を買って補充するしかない
貧しい人間は 時間を補充できなくなった時点で死に 
金持ちだけが25歳の健康な肉体のまま 永遠に生き永らえることができる
働いて 「 時間 」 を稼ぎ 家賃も交通費もコーヒー代も 清算はすべて 「 時間 」
弱肉強食、適者生存、何もかもが 「 時間 」 による資本主義の世界


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アマンダ・セイフライドの眼が こぼれ落ちそうなくらいでかくて怖くてそっちが気になった


タイムキーパーたちに追われ 逃走を続ける中
あと数時間、あと数分、あと数秒という危機を乗り越える主人公たちが
やっとの思いで一日の命を得て 言うセリフがよい
一日あれば たくさんのことができるじゃないか


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写真見てスタイリッシュな未来から来た人?とか思とったけど ばり人間味ある人やった

キリアン演じるタイムキーパー・レオンは 
外見25歳設定にしては いかんせん老けとるけど
きっと若いウィルと同じ矛盾に気づきながらも かつて体制側に身を投じて
あえて問題点を見ない為に 時間を管理する警察という仕事に忠実な男
ゆえに内側に抱えるものが多い老刑事 ( 普通の感覚で言えば )
つーのを うまく演じていたと思うのよ
ひいき目じゃなくて!
だって見た目25歳でも 人間に深みがあるはずだもん
そして仕事だけに忠実なだけに 何ものにも媚びないって態度がすてき
ただの悪者じゃないよ キリアン
若くて生きる為に走り続ける主人公 ( ほんとにこの映画はよーく走っとった ) と
共通するものが多くて 実はお互い共感しあってるってな関係で
ええ感じの準主役でしたーー


今日は2011年11月2日
「 20111102 」 と西暦で表記すると 反対から見ても 「 20111102 」
ということで 『 世界完全對稱日 』 という人もいるそうな
時間は宝物、大切にしなければ・・・ということに思いを寄せよう 
とかいうことらしいです
そんな日に 
日々を無駄にせず 死に物狂いで生きていこうとする映画を見たのは
なんか意味があるような ないような・・・
日本ではいつ公開されるのかしらん
なかなか意味の深い でもそんなに考えなくてもいいスッキリ娯楽映画でした
私はあと何回か 大画面にてキリアン・マーフィーを拝みたいと思います


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リバー・ランズ・スルー・イット [映画]

20周年とか何とかで デジタルリマスター版なんだそうだ
音楽だと表しきれん音があるとか いろいろ不評も聞きますが 
デジタルな映像ってどうなんでしょう??

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てなことはさておき
ちょっと迷ったんだけど やっぱり見に行ってよかった
ブラピの若い時もだけど 子ども時代のお兄ちゃんも見たかったんだ
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット 可愛さ炸裂しとったーー

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500日のサマーのポスター見た時 あ!あの子だ!と思った


描ききれてないストーリーとか 
もっと掘り下げてたらってとことかもあると思うんだけど
すべては天真爛漫で爽やかなブラピの笑顔で 説明つきそうな気がする
私にはついちゃったよ うんうんって理解しちゃったよ

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モンタナの自然というか神というかに魅入られてしまったような
フライフィッシングの糸のしなる美しさとリズム 
危険と隣り合わせの向こう見ずな強さと 才能にあふれたポール
ブラピは別に好きじゃないけど この映画のブラピはとても美しくて
それだけですべてを演じきっちゃったような気がする
そして兄ちゃんも地味だけど とてもよい演技をしていたと思うのよ
なんでお兄ちゃん役は その後パッとしないんだろうね


ラストの老ノーマンの呟く独白が印象的で ずっと忘れられんやったとけど
ネットで探したらあったので貼っとく ネットってある時は便利だね

Now,nearly all those I loved and did not understand in my youth are dead,
even Jessie.
But I still reach out to them.
Of course, now I'm too old to be much of a fisherman.
And now I usually fish the big waters alone,
although some friends think I shouldn't.
But when I'm alone in the half light of the canyon,
all existence seems to fade to a being with my soul and memories,
and the sounds of the Big Blackfoot River and a four-count rhythm
and the hope that a fish will rise.
Eventually,all things merge into one and a river runs through it.

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賽德克.巴萊(セデック・バレ)見てきました [映画]

台湾で今年の超話題作が先週の金曜に公開されました
3年前に台湾で大大大ヒットした 「 海角七號 」 という映画を撮った
魏德聖という監督の新しい映画です

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日本統治時代に起こった最大の抗日反乱事件である霧社事件
その事件の前後を描いた映画で
「 賽德克.巴萊 」 とは その事件を起こしたセデック族の言葉で
中国語では 「 真正的人 ( 真の人間 ) 」 という意味なんだそうです
映画の内容や元となった事件 当時の植民地政策や原住民への扱いなどなど・・・
興味のある方にはご自分で調べていただくとして
この映画の制作にまつわる話が いろいろおもしろいのでひとつ


もともとこの映画を作りたく 250万元の自腹を切って予告編を作るも
無名の新人監督では資金も集めることができず 計画は頓挫
ということで この映画の構想はそこから12年にもわたるのだそうです
それが2008年の 「 海角七號 」 の成功で 5億元以上の収入をたたき出し
( 台湾では歴代一位のタイタニックにあと一歩迫る興行成績 )
また製作開始に向け 動き出したんだそうです
監督曰く
「 海角七號 」 があったから 「 賽德克.巴萊 」 ができたのではなく
「 賽德克.巴萊 」 があったから 「 海角七號 」 ができた のだとか


お酒のCMだけど 監督の思いに簡単に触れられるのではないかしらん

みんなが私を疑った 
やる価値があるのか? 市場がないだろうにお前にできるのか?
映画を通して 私はこの土地の話を知ってもらいたい
バカな理想のために 一生貧乏暮らしをするのか?と自問したこともある
物語を語ることで感動を与える これが私がずっとやりたかったことだ


結局予算は7億元に膨れ上がり 当然資金はまだまだ足りず
台湾の映画会社の資金提供 行政院からの基金などで乗り越えてきたのだそう
ジョン・ウーもプロデューサーとして名乗りを上げ
ジェイ・チョウやF4のジェリー・イェンもお金の援助を申し出たそうです
( ジェイは3000万元だっけかポンと貸してくれたんだとか さすがだ )


フィルムは4時間半もの長さになり 結局2部に分けての公開になりました
( それでもけっこうな部分がカットされたらしい )
でもレッドクリフみたいに 第二部公開までに1年とか間を開けてしまうと 
観客が興味をそがれ 次を見たいという気持ちを失ってしまうということで
第2部は3週間後の9月30日公開なのだそうです


映画に出てくる原住民の頭目役など ほぼ全員が演技経験のない素人
特に事件の首謀者とされるモーナ・ルーダオ役の人は牧師さんなのだとか
その眼に宿る殺気とカリスマ性と言ったら とても素人には見えないです
蝋燭の火を2時間見つめ続けるといった訓練を 監督に言われてやっていたそう


ヴェネチア国際映画祭に出品されたけど 残念ながら受賞はありませんでした
監督はインタビューで 
「 受賞できなかったことはそれほど気になりません。興行収入が本当に心配です 」
と言っていましたが 公開されて4日間ですでに1億元突破したそうです
私も朝一番の回を見たけど 満員でした
ということで興行収入の記録も楽しみってとこですね


そうそう
安藤政信が唯一有名な俳優でしたけど ( 日本側で )
吹き出してしまったのが 木村祐一 ( キム兄 ) が出てきたシーン
知らなかったので笑ってしまったけど なかなかけっこう長時間の出演でした
日本で公開されるかなあ
日本での公式ブログは 数ヶ月前に閉鎖されたみたい
でもこれも台湾で記録になる映画のはず 機会があれば見てみてください


前編・太陽旗の予告編


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台北電影節7/14 [映画]

約3週間にわたった台北電影節も今週で終了~
今年のフォーカスはイギリスだったようで 見たい映画も多かったけど
結局7本しか見ず この日が私の最後の映画でした
最後の最後に 本来の目的のキリアン・マーフィー・・・満足。


搶錢搶妞暴走男(Perrier's Bounty) @中山堂 2011.7.14

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期間中上映が3回あって 今日がその最後の3回目
じゃなかったらもう一度見に行ってる つか3回見たかった・・・

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① 字幕についていけなかった 
縦書きで右側に現れるなんてひどい
キリアン見たいわ 意味拾いたいわで 視線が行ったり来たり
結局字幕をあきらめて 大体の見当をつけて見てしまいましたとさ

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② キリアン・マーフィーの表情
この人って 見るたびにべっぴんさんだったり 不細工さんだったり
ふとした表情が素敵というか とらえどころがないというか 
それが余計に興味をかきたたせるというか・・・
べっぴんさんのときはため息の出るほど美しいから もう一回見たい

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③ おもしろい
普通の男 ( てかちょっとダメ男 ) が どうしようもない経緯で
犯罪に巻き込まれて どんどん深みにはまって・・・って典型的なクライム・ムービー 
ブラックだけどコメディで 軽快でむごくなくてよい よいったらよい!
他にもアイルランド仲間がたくさん出ている ( 麦の穂の人とか・・・! )



とにかくまた見たい
大画面っていいね 映画っていいなって思いました
キリアンを大画面で堪能したいので 字幕なしで分かる耳がほしいです
今から英語勉強しようかな ← 英文科卒・・・



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