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台湾のお正月 [台湾節慶&風俗習慣]

今日2月17日は除夕(大晦日) 明日の正月を迎えるためお休みとなります
正月5日間は例年お休みで 今年は来週の木曜までがお休みだったのですが
当局が「間の23日金曜も休み!」 と決定してくれたおかげで 史上初の9連休に
(本来24日土曜が出勤・出校の機関は 別の土曜に振り替え出勤らしいです)

 「はに」って・・・@正月準備で賑わう迪化街

 

台湾に住んで4年 この旧暦の正月を経験したことがまだありません
本格的に日本へ帰国することが決まったら 一度は台湾で正月を迎えたいのですが
また今年も台湾に残ることにしてしまったし 来年以降でいいか・・・と
だからこの時期は毎年日本へ帰ってきて 長めの休暇を楽しんでから・・・
最後に風邪を引いて帰ってます ばり寒いっちゃもん この時期って!

 

よって中国語の教科書で勉強したことと 周りから聞いた正月の話をば少々

 

台湾(中華圏?)では 大晦日の団欒をとても重視し この日は家族や親類と鍋を囲むのだとか
日本のおせちのように 母親を台所で働かせなくてもいいように との配慮があるように思います
「年」という怪物(神様だっけな^^;)が 大晦日の晩からお正月にかけて 
人里に下りてきて 悪さをするんだそうです (確か人を食べちゃう!)
「年」は赤い色を怖がるため 人は門の外には赤い色の物で飾り付けをして
「年」を近寄らせないために たくさんの爆竹を鳴らすんだそうです

 毎年「買いたい!」と思う


壓歳錢(お年玉)を配ったり もらったり 麻雀やったり にぎやかにしています
年長者を「年」から守るために この日は一日中起きておくのだそうです
この日がメインのようで 翌正月一日は除夕を終え 正月休暇を外国で過ごす人達で
空港は出国ラッシュになるんだとか 

 

台北では迪化街 高雄では三鳳中街
普段から花草(お茶とか)乾物(からすみとか)、こまごましたお菓子などを売る問屋街

 「はに するぬ」の店

正月は家に人が来たり 人の家に行ったりして お茶を飲んだりお菓子を食べたりする
その他の迎春準備のために 正月前ここはたくさんの買い物客でごった返す

 

私も帰国前にのぞいてきました
短い通りなのに そこに臨時に屋台などもせり出し 歩けないくらい
でもエネルギッシュで 正月前のワクワクした雰囲気というのは なかなか楽しい
正月はみな自分の家族と過ごすので ひとり外国人は寂しいと聞いたこともあるけど
いつかの正月 雰囲気だけでも味わってから 台湾一周旅行でもするのもいいかなあ


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台北で年越しました!新年快楽2007!! [台湾節慶&風俗習慣]

明けましておめでとうございます
年末年始はいかがお過ごしになりましたか
私は普通に2日から仕事です くどいですが お屠蘇気分なんてありません
そして「桃園の石門で年を越す」なんて言ってましたが 
一緒に跨年晩会に行ってくれる友達が見つかったので
当日仮病を使って さっさと休みました(職場の人は コレを見てないはず・・・)

 

台北の花火の様子は 日本でも少々放送されたようなので ご覧になった方もいるかも
昨年から SONYがスポンサーで行われていて(よって"TAIPEI "の文字はない 残念)
去年は約2分間で2000万 今年は188秒で3200万円の花火となりました

 

昼過ぎに友達と待ち合わせ
信義地区で行われてたパレードなど見たり 信義の街をぶらぶらしたりしてました
夜も更けてくるにつれ ちょっと隣のビルに移動するのも大変なほどの人出に
普段人込みは嫌いな私ですが こんな日は特別 少しワクワクします
日本では夏の物 と相場の決まってる花火が ばら売りされてたりして
私たちもそれを買って 少し人気の少ない空き地で 花火をしながら 待ちました
そう ここ信義地区はまだまだ開発中で 101ビルの周りにも 結構空き地があるんです
市政府側の会場は それこそ動けない状態だったけど この辺は穴場でした!

 

午前0時 101ビルのライトが落とされると あっという間に花火が始まりました

 0時になると全部のライトが消え・・・

 下の段からバンバンバンと花火が上がり

 ああー ビル大爆破かっ!?迫力です

 終了・・・ SONYの広告 見事です


途中で 「誰も倒数しなかったよね~!」なんて声が あちこちから聞こえました
それでも3分間の大花火に みんな大歓声を上げてました
(私はと言えば 動画を押したつもりが 力が軽すぎて 全然撮れてなかった・・・)
「去年よりきれいじゃなかった ただ爆発してただけ~」 なんて声も聞かれましたけど
実際に見た101の花火は テレビで見るよりもきれいで 迫力があって
周りの人たちとの一体感もあり 私はとても楽しかったです

 

その後 市政府前のコンサートを見たり 誠品書店前のライブを見たり
信義地区の忠孝東路が歩行者天国になっていたので 写真を撮ったりなんだり・・・
当日はカウントダウンパーティの行われる台北市庁舎や101の集まるこの信義地区に
5~60万人くらいの人が集まったそうです 
事前にMRTは午前3時まで営業と言ってましたが 結局さばききれずに終日営業に
それでも押し寄せた人込みで 呼吸困難になって倒れた方なども出た模様
私たちは その人込みからは まったく離れていたので 全然気がつきませんでしたが
タクシーにもMRTにもバスにも乗らず 話しながら約1時間かけて台北駅まで歩きました

 

台北駅には4時ごろ着いたのだけど 結局始発のバスまで待つことにして
夜も白み始めた6時ごろ 朝ごはん屋で豆乳と大根餅をいただき 7時過ぎ友達と別れました
8時前には家に着き この日は1日寝ていました(いやー 年には勝てませぬ・・・)

 光復橋から元旦の太陽


 

次の日から仕事なので 正月と言う気分はやっぱりないのだけれど
なかなか楽しい そして久しぶりに学生時代に戻ったような時間の過ごし方をしました

 

うーん 楽しかった 今年もいい年になりますように!!    


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冬至に湯圓を食べて1歳年をとる [台湾節慶&風俗習慣]

 

時期が前後してしまったけれど 12月22日は冬至でしたね
台湾ではこの日 『湯圓(タンユェン)』を食べる習慣があります
いちばん夜が長く 本格的な冬の到来を告げる冬至に 暖かい湯圓を皆で食べて精をつけ
祖先を祭るということらしいです 
そしてこの湯圓を食べると 『添歳』といって めでたく歳を一つ重ねることができるとか
(歳を重ねることは 知恵が増えるということで 喜ばしいことなんですと!なるほど・・・)

 

この時期 市場では湯圓のための白玉団子が多く売られてます
一般的には この小指の先くらいの小さくてかわいい紅白の一粒一粒の団子です

 紅いの入ってると なんか嬉しい・・・


でもこの日の朝 職場のおばさんが持ってきてくれた手作り湯圓は
ほんとに日本の白玉団子で あずき汁と一緒にいただきました
(職場にでっかい鍋ごと持ってきていて 私は少々驚いたのだけど!!)
朝 暖めてきたばかりという まだ人肌の湯圓は 昔風で懐かしい味でした 
日本のお汁粉などに比べるとトロミも甘さも全然足りない 薄くてさらさらしたものです
台湾の方が日本に旅行して お汁粉は甘くてどろどろで食べられん!というのも納得の味

 

ちっちゃな台湾でも 確か南部と北部では『湯圓』といっても 表すものが違うんです
南部では白玉団子の中に ゴマ餡とかピーナツ餡とか肉餡が入ってるのも『湯圓』だったかな
北部ではこれらは『元宵』といって 伝統的には旧暦1月15日の元宵節に食べるものとか
とにかく月餅と一緒で 丸いものを食べればいいのかなー・・・??
酒釀湯圓(酒粕の入った 甘酒のようなスープの白玉団子)とか
鹹湯圓(お肉とか野菜とか入った デザートというよりは料理ぽい団子)とか
なかなかバラエティに富んでて おもしろいです

 

その夜 帰り道の夜市でも湯圓を食べてしまいました (狙って行ったんだけど)
私の大好きなタロイモ?を甘く煮た芋頭と 落花生とあずきを煮た白玉団子
朝晩2回食べたから 2歳年取っちゃうのかなー・・・と思いながら 食べました

 

また冬至には『補冬』といって やはり棗などと肉を煮込んだスープなど食べる習慣もあります
去年は知り合って間もないおばさんの家に招待され 長時間鶏を煮込んだ漢方スープと
手作り湯圓をいただき 自宅装備のカラオケで日本の演歌に明け暮れたのでした
もうあれから一年たったんだなー 早いなあ また連絡をしてみようかな

 


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聖誕節快楽!!でも廟へ行く [台湾節慶&風俗習慣]

みなさま Merry Christmas!
すっかり国民行事化しているクリスマス 楽しくお過ごしになられましたか?
高雄は相変わらず暖かいクリスマスだったそうですが 台北ではそれなりにクリスマスを実感
だってフツーに寒いし! 耐えられずにヒーター買っちゃったし!
(それでも日本人か!?恥ずかしくないのか!? と台湾人にあきられつつ)
イブの夜はパソコンのない部屋で 友達と電話で話したり 本を読んだり 手紙を書いたり
静かに暮らしました パソコンがないことで感受性が高まったような高まってないような・・・

 

台湾ではその昔は 12月25日は「行憲紀念日」でお休みだったそうですが
最近は週休2日がいきわたり 休みが多いってことで 普通の出勤日に
本日はクリスマスですが 「行天宮」へ連れて行ってもらいました
ここ1ヶ月 顔色が悪いだの 元気がないだの 覇気がないだの言われ続けてまして
ついに「お祓いをしてもらうべき!」との助言までいただいてしまいました
別に信じたわけではないけど 「行天宮」へはまだ行ったことがなかったので
いい機会かも?と思い 友人にお願いして 連れて行ってもらいました

 

その友人は若いけど 小さいときからおばあちゃんに連れてってもらったりしていて
機会があれば行くのだそう そして「龍山寺」よりも「行天宮」のほうが落ち着くとか
私も連れてってもらって そう思いました 騒々しくなく すべてがゆったりとしています

 

入り口前の店で お供え物と線香を買います
左側入り口で手を洗い中へ入ると お香の匂いが立ちこめ 雑踏から解放されます
友人に“拝拝”のやり方を教えてもらい 見よう見まねでお参りしました
それから 「バッポェ(台湾語の発音)」をしました
神様に 名前 年齢 住所 ごあいさつ お願い事などをお知らせしてから
月型のバッポェを落とします 一つが裏 一つが表を向けば 願い事がかなうとか
私のお願いごとは 今日は神様に“笑われて”しまいました

 

廟内には ボランティアと思われる水色の服を着た方がたくさんいて
お香を持ったおばさんに「収驚(ショウジン)」してもらいました(いわゆるお祓い)
台湾語で名前と年を聞かれるので 日本語で名前を言いました
私の名前を唱えながら お香を身の回りにかざしたり 指で何かの動作をしたりしてくれます
たくさんの人が「ショウジン」してもらうために並んでましたが 私はすぐしてもらえました

 

その後 外観の写真を撮って 中に戻り お供え物を持って帰りました
龍眼乾(龍眼のドライフルーツ)が お供え物のもち米の上に置いてあるのですが
これは殻を割って その中身をその場で食べていかなければなりません
廟に入るまでの悪い気を「割って」 中身を食べてしまって無くすという意味だそうです

 

結局 バスには乗らず歩いて帰ってきました
途中 南京東路の春水堂で 初めて温かいパールミルクティを飲みました
今日も楽しかったです 
職場のソフトは中国語なので どうやって写真を縮小するのか不明
よって写真は明日 奮闘後に載せる予定です さて無事掲載なるか?!

 


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立冬進補! [台湾節慶&風俗習慣]

本日11月7日は立冬でしたね
今日から暦上「冬が始まる」というだけあってか 台北も風が強く いつもより肌寒く感じました
先週末は28度まで温度が上がり 青空も広がって暑いくらいだったのに えらい変わりよう

 

台湾では今日は 「立冬進補」 といって 寒い冬が始まるにあたって 
栄養のある食べ物を食べて栄養補給しよう!ってな風習があるそうです
羊肉や牛肉などを精のつく食べ物として食べるのは 日本で鰻を食べるような感覚でしょうか

 

家庭にもよるけど 一般には「八珍湯」とか「十全湯」という漢方のスープを作るそうです
漢方が全然ダメな人にはちょっと辛いかもしれないけど 私はまあまあ漢方系も大丈夫なので
( てか ダメなものがない? ストライクゾーンかなり広し )
漢方やクコの実 鶏肉などをことこと煮込んだこのスープも 体が温まっておいしいと思います

 

これから寒さが深まってくると 「 進補 」 の食べ物のお店は大賑わいになります
羊肉爐 (羊肉の鍋物) 麻油雞 (ごま油とお酒で鶏肉を煮たもの) 燒酒雞(お酒で煮た鶏肉)
薑母鴨 (生姜とアヒル肉を煮たもの) 藥燉排骨 (漢方の骨付き豚肉)・・・
鍋によっては もちろんお野菜もたくさん入れて もりもりと食べます ジュルル・・・

 

今日は職場の方に 「 立冬だから 」 と米糕 ( ミーガオ・おこわ ) をもらいました
へー立冬に米糕を食べるって初めて聞きましたー!と おコメ大好きな私はありがたく頂戴しました

 茶色のブツの味がよくお米にしみてます

 

私ひとりなのに どんぶり一杯分くらい軽くありました
もぐもぐ・・・ ん?甘いね お米の甘さ?
もぐもぐもぐ・・・ しゃりしゃり・・・・・・・・・・・ しゃ、しゃりしゃり?
これ アサリのしぐれ煮 じゃないの? え? これが甘さの元凶・・・? ナニコレ!?

 

桂圓 (台湾のフルーツ「龍眼」を乾燥させたもの) が入ってました 干し葡萄みたいな食感
桂圓はやはり体を温める効能があるそうで お茶に入れたり ミルクティーに入れたりします
お茶なら飲めるし けっこうおいしいです
でもアサリのしぐれ煮と思って食べてたら ドライフルーツだったっていうショックが大きくて
何でも来い!の私だけど 今回はちょっと負けました ごめんなさい
ごはんに干し葡萄が入ってる感じでした 桂圓のぞいて食べたけど やっぱダメでした

 

立冬に 「桂圓入りのおこわ」 を食べるのか それとも 「進補」 として桂圓を食べるのか
今度会ったら聞いてみようと思います

 


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月餅いろいろ(変り種とオーソドックス編) [台湾節慶&風俗習慣]

10月6日 ( 金 ) は中秋節
会社などによっては3連休! ってところも少なくなかったはずです
10日 ( 火 ) が国慶節で飛び石になってたんですよね
でも政府が9月29日に突然 『 9日(月)も休み!』 って決めたもんだから 突如5連休に
私はもともと5日から休みを取っていたので あまり関係なかったんですけど
5連休だったら ちょっとした海外旅行でも行けますからねえ・・・ それを1週間前に決めるか・・・・
10日は現政権に反対する人たちが 総統府を囲んで 『 阿扁、やめろ!』 ってやるらしいので
少しでもその出足を鈍らせるためだ なんて新聞やラジオであったけど 今度ばかりはホントかもな

そんな話はさておき
やはりこの季節は 月餅の嵐です 今年もたくさんいただきました 多謝!
月餅は 「甜(甘いもの)」 と 「鹹(塩からい系)」 があります 鹹はちょっと慣れない味です

★ アンバサダーホテルの月餅 
オレンジ×ゴールドのカンカンに1個入ってて かわいい
『 天府宮保海鮮 』 天府は四川、宮保は唐辛子など使った辛味の味付け、海鮮・・・ん??

 ちょっとボロボロになっちゃいました


お味は?・・・カニ 貝柱などが入った 豪華版でした でも違う意味で豪華に食べたい食材かも
月餅と思わなければ 酒のおつまみにできるかな!?

 

★干し肉入り
家の近くに 有名店があった 知らんやった
一口目 肉に当たらず 普通の饅頭やった
二口目 肉のかけらに当たる そぼろ?
三口目 2.5センチ角くらいの 干し肉に出会う 干し肉おいしかった

 ビーフジャーキーの塊に遭遇


以後・・・ 饅頭の皮と あんこと 肉が いつまでも口の中で それぞれ自己主張していた

★香港の奇華月餅
台湾にもたくさん支店があって この季節は店先に 山と積まれている ( この店に限らんけど )

 カンカン可愛い 

港式は苦手 ナツメ餡にクルミが入ってました ナツメ餡はちょっと苦味を感じる ( ナツメは好き )
見た目はすごく月餅っぽくていい でもすみません さすがの私も食べられません

 棗泥って書いてます 見た目から濃そうな餡


もともと甘いのはダメなんですよー ・・・ ちまきならたくさん食べれます!

 

鴨の塩卵の黄身が入ったものとか ( パイナップルケーキにも入ってる時も  うっ許せない・・・ )
ちょっと日本人の私には想像のつかない月餅もあります 
みんなもらったら困る とか言うくせに やっぱりお歳暮みたいに配る習慣が色濃く残ってるよう
私も高雄に持って行っちゃいます~

6連休バンザイ


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台湾の中秋節 [台湾節慶&風俗習慣]

日中気温があがるとはいえ すっかり過ごしやすくなった台北です
寝ている時ちょっと肌寒いのか 起きると必ずノドと鼻がグスグスして変です 
くしゃみも出るし 風邪気味かな 気をつけないと・・・

とはいえ ちょっと仕事も峠を越えたし 来週の連休を思うと 心からウキウキしてきます・・・
そう!連休!わーい!!
10月6日 (金) は中秋節 10月10日 (火) は国慶節 ( 雙十節 )
ずっと前から この連休はチェックしていて 絶対に高雄に遊びに行こうと思ってました
ただ問題は切符です
この時期は天気も穏やかで旅行日和 また今年は連休も取ろうと思えば長く取れます
離れた家族も集まるという団欒の中秋節 ( 端午節 中秋節 正月の春節 は三大節日 )
飛行機にしろ電車にしろバスにしろ 切符を取るのは至難の業 
確かにいろいろありました でもその辺は省いて 無事どうにか手にすることが!!
これで安心して1週間高雄に行くことができます♪ ( 休みを追加申請してしまいました^^;)

 

ということで 穏やかな気持ちで 中秋節の紹介をば

 各コンビニのカタログ

↑8月にはいると予約受付のカタログが スタバでもコーヒー月餅があります

続きを読む


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赤ちゃんが生まれたら【彌月油飯】 [台湾節慶&風俗習慣]

職場で 「 ハイ どうぞ! 」 と目の前に置かれました

 

「 なになに? 」 あ!油飯! 中華おこわだ でも化粧箱入り? 重いし

開けてみた

 

びっくりして 閉めちゃった

 

なにコレ?! 赤い玉子が入ってるよ 鶏のモモ肉も しかも揚げてあるよ!!

 

同僚の知人に子供が生まれたそうです

台湾では子供が生まれて満1ヶ月のとき 知人にプレゼントを贈るんだそうです

「 彌月 」 とは 「 満1ヶ月 」 のことなのです

子供がこの世に誕生して おかげさまで 1ヶ月元気に暮らしていますよ というお知らせでしょうか

女の子だったらケーキなど 男の子だったら油飯なんだそうです

高雄でもらったことがあります

お菓子の詰め合わせの中に 小さなパックに入った中華おこわ

でもこんなに 存在感のある油飯は 初めてです

栗 するめイカ しいたけ 肉 ・・・  豪華な油飯

赤い玉子2つと鶏のモモ肉の意味は なんなんでしょうか 

この 太子油飯 は すごくメジャーな会社だそうで おいしかったです

カロリーも高そう 

私一人暮らしなんですけどー ・・・ ( もちろん全部いただきましたが  )


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【中元普渡】ヘイ、ブラザー?! [台湾節慶&風俗習慣]

8月8日は 台湾では父の日 ( 8/8の発音とパパの発音が同じため )
と同時に 今年は中元節でもあった つまり旧暦7月15日だった
旧暦7月1日 地獄の 「 鬼門 」 が開き 「 鬼 」 が人間界へ出てくる
「 鬼 」 とは日本で言えば 「幽霊 」 
旧暦の7月は 「 鬼月 」 といって 30日に 「 鬼門 」 が閉まるまで この世には 「 鬼 」 がさまよう
中には帰る家がなく 人間界で 「 悪さ 」 をしていく 「 孤魂野鬼 」 もいるので
この月は海や山へ行くことはもちろん 遠出をしないほうがいいと言われ いろいろなタブーがある
彼らを 「 鬼 」 ではなく 「 好兄弟 」 と呼び  「 悪さ 」 をせずに満足してもらうため お供えをする
民間信仰の新穀祭で祖先を祭る習慣や 「 鬼門 」 が大きく開く日とされたり 
仏教の 「 盂蘭盆節 」 道教の 「 中元節 」 などが旧暦7月15日と重なり 
人々の生活に関わる一大行事となっているようだ

『 中元普渡 』 とは 「 好兄弟 」 のために ご馳走をしてあげることで 
特に14~16日 家の軒先で行う 
「 鬼 」 に入ってきてもらっては困るからだ 家の中はあくまでも祖先のためだそう
 
↑ フルーツ「龍眼」は枝があり 皮を二つに割って食べるので 「鬼」用のカゴになるんだって

この時期 「 家樂福 ( カルフール)」 や 「 愛買 」 など大型スーパーは24時間営業になったり
いろいろなサービスが登場したりする 夜でもカートいっぱいに物を買い込み まじ大混雑です
  家樂福の広告

もともと道教信仰が根強く 旧暦の毎月1・15日 ( 商業関係は2・16日 ) に 軒先や店先に
テーブルをしつらえ ご馳走をお供えしたり 冥途用のお金を燃やしたりする人も未だに多い

現代では宗教観や価値観の違いから 重要視しない人も増えているようだし
特に若い人になれば よく分からないとか またその細かい習慣にも地域差はあるようだ

この日は2時ごろ家を出た 中元の様子を見てみたかったからだ
軒先や店先でお供えをするのは 午後1時かららしい
1階の門を開けると 線香や紙を焼く匂いや煙が立ち込め 通りが全体的に 「 白く 」 なってる
「 鬼 」 に満足してもらえるように 飲み物や鶏の丸焼き 魚 肉 果物 お菓子などなど供える
「 鬼 」 にお供え用とわかってもらえるように それぞれ線香を立てておく
お供えの済んだ後は 自分たちで食べれるので 自分の好きなものをお供えするという人も
「 鬼 」 が手をつけた後は 食べ物は腐りやすいと言い ( 匂いで分かる、という人もいるらしい )
乾物 ( インスタントラーメン 缶詰 お菓子など ) を準備し 米粒や豆粒など数の多いものも供える

台北で最も古いお寺龍山寺へ 
この数日は色々な行事が催され この日も夜にある行事のために 準備が進んでいた

龍山寺では この日に限らず 平日休日を問わず 老若男女がお参りに訪れる
化粧もばっちり イマドキの女の子たちも 線香を持ってお参りをしていくのは とても新鮮に映る


 旗には名前を記入
↑廟などが行う 「 公普 」 では 誰がお参りしたのか 分かってもらえるようにする
 わかるかな 豚さんなの
↑仏教では殺生禁止ですから パンで作ってあります
道教だと・・・ 市場などでは 大きな氷塊の上に ドバンと乗っけてあったりします

台北駅まで出ると 商業ビルの下ではテーブルを並べ お供え物がずらり 
一番の繁華街ではないとはいえ 首都を代表する駅前で 紙を燃やした灰や煙が飛び交い
それを燃やす熱気が 空気中で揺らめいたり 圧巻の景色
ちょっとまた信じられないというか 違和感のある風景だ
 けむいっす 灰が降ってます

政府広告で 「 あの世で使うためのお金を燃やさなくていいよ ちゃんと生活できてるから 」 と
亡くなった人が戻ってきて伝えるというCMがあったが 
日本では焚き火さえおちおちできない昨今 そういう観念を広げようという考えもあるのだろう

旧暦ではひと月が29日か30日のため 新暦との調整のために 「 閏月 」 というのがある
それで今年はなんと 「 鬼月 」 が2回もあるのだ! これは何十年ぶりかのことらしい
じゃあふた月ともこの行事を行わなければいけないのか?というと
特別に商売繁盛を願いたいっ!などというのでなければ ひと月目だけでいい といわれている
以前は大きな買い物も控える傾向があったため 車や不動産 結婚関係など頭打ちだったそう
今では他の月に比べても 特に遜色がなくなってきているそうだ
環境問題 経済 節約の観念 価値観の多様化
様々な理由から 昔ほど色濃くなくなったとはいえ 外国人としては
日常生活の中でよく見られる様々な信心深い様子は とても興味深いひとコマだ
聞く相手によって 考え方とか習慣とか違って 私の書いたことは 「 違う 」 という人もいるかも
あくまでも 私が見て聞いた話だけなので その時は教えてくださいねー


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台湾のバレンタイン・デー【中國情人節】 [台湾節慶&風俗習慣]

今日というか もう昨日なんだけど

旧暦の7月7日 七夕だった

地下街で ぬいぐるみやお菓子とセットになった花束が売ってたり

デパートで 男女芸能人が微笑んだ立て看横にペアアクセサリーが売ってたり

そういやGODIVAのチョコとかも ケースが前面に移動してたな ・・・

人間のほうが溶けそうなくらい暑いのに チョコなんか食えるか しかも高級チョコ!

なんて思ってた私は 世間から取り残されていた

 

七夕は情人 ( 恋人 ) たちのイベント そしてそれは今日 ( いや昨日 ) だった

ああー!

どおりで花束持って 車でお迎えに来てた人がいたわけねー と後で気づく

日本みたいに ♪笹の葉サラサラ~♪ とはしない

デートをして お互いにプレゼントを贈りあったりする日みたい らしい たぶん

これが七夕の伝説にちなんだ中国情人節なら

西洋情人節もあるし 日本の流行を取り入れて白色情人節ってのもある

どっちもそれぞれ また日本とは違った風習のようで

 

3度とも男から花束とプレゼントがもらえるから

女が絶対得だー!

 

と言う人もいた

ま 私にはトンと縁がないので このイベント よくわかりましぇーん

彦星さんと織姫さんは 昨日は無事に一年に一度の逢瀬が叶ったみたいです

 

 


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